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パロディのような川柳と芭蕉 [通勤電車の光景]

「閑さや 岩にしみ入る 蝉の声」

という俳句をご存知の方も多いと思います。
丁寧に解説はできないけれど、その情景が浮かんでくるようです。


では、これはどうでしょうか?


「閑かさや 耳にしみ入る 音の漏れ」


これなんだと思いますか。。。。
毎日通勤に使っている、都営地下鉄新宿線の車内にマナー広告として貼ってあったのです。

正確には、相互乗り入れを行っている京王線の車両に貼ってあったのです
なんと無粋な川柳なのでしょう。

川柳サークルなどで遊ぶのは構いませんが、公共交通機関である電車の中に貼ってあるとなると問題外です。
川柳の持つ風刺も機知(wit)も何もありません。

教養豊かな友人に聞くと、「それは『本歌取り』といってよくある」とのコメントです。

投稿した方がどうのこうのというよりも、電鉄会社の方のセンスを疑ってしまいます。
ひょっとしたら選者には、あの「やくみつる」さんがいらっしゃるのかもしれません。

駅を降りたら、こんなポスターが貼ってありました。

CIMG0372-02.JPG

こんなことで「大人げない」と言われてしまうかもしれませんが。。。。。。


[本][TV]

「おーいお茶 叫んで自分で いれにいく」
「再雇用 妻の笑顔と 手弁当」
「もの忘れ 増えて夫婦の 会話増え」
「ヨボヨボが 素早く動く バイキング」

NHKのニュースによれば、成人の日の9日、人生のもう一つの節目である還暦からの日々を詠んだ川柳などを表彰する「もうひとつの成人式」という催しが東京で開かれ、その中で読まれたものです。

何となくその情景が浮かび、ほのぼのとしてしまいます。




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