SSブログ

仕事は組織でするもの (出来の悪い部下への手紙(メール) ② ) [仕事についてのエトセトラ]

私の部下には、「独りよがり」で何年も上司が手を差し伸べなかった部下がいます。

「自分は営業の第一人者」的な発言を繰り返していますが、足元の業績を見るとどうも芳しくありません。
仕事の進め方、取り組み方も本当に独善的のようです。

「自分の業績が上がらないのは、他の人が仕事をしないためで、自分がその人たちの面倒を見ているからだ。」的なこともよく言っています。
それを擁護するかのように日常的に個人攻撃のオンパレードです。

過去の上司に対しても不信感がいっぱいのようです。
本来なら、もっと厳しく指導して、だめならお辞めいただくタイプの方だったようです。

他の部下の話によれば、かつての上司もさじを投げていたとか。。。。。
客商売なので、「お客さんにかかわる仕事はさせなかった」と。

不思議な話です。「営業の第一人者」を自認する彼女が、お客さんに接する仕事をさせてもらっていなかったのです。「営業担当」といいつつ、「営業の仕事」をさせてもらってなかったようです。


部下への手紙(メール)を続けましょう。

[mail to]


仕事は、やらせてもらっているのです。
この部門に来てびっくりするのは、この意識が薄いことです。
ひょっとしたら「やってあげている」と考えている人が多いのかもしれません。

仕事をやらせてもらえて、お金までもらえるのですから最高です。
ここからスタートしましょう。

やらせていただいているのですから、
①組織の力を大切にすること。
②組織のメンバーを信頼すること。
③組織のルールを守ること。
④組織のルールがワークしないのなら、ルールの変更を提案すること。
が必要なのです。

「組織のレベルが上がる」ことをイメージしてください。

「レベルが上がった」のは、たしかに「あなたの力があったから」なのです。
しかし、あなただけの力ではないのです。

職人や芸術家なら一人でも仕事はできますが、
わたしたちの仕事は一人ではできないのです


・・・・・・・・・・・


そういえば、他社の若手営業マンと何人か接していますが、
彼・彼女たちと話して気づくのは、大きな会社なのに「上司の影を感じない」ことです。

まるで「ひとりで仕事を成し遂げている」かの如くです。


最近のサラリーマンと話していると、
〇上司と相談してみます
〇持ち帰って検討してきます
という言葉を聞かなくなりました。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0