NHK会長の「よくあること」発言について

「NHK理事全員が辞表を出した」というニュースの見出しを見たとき、実は「すごい！」「さすが！」と感動しました。
「NHKの理事にも気骨があったんだ」と。。。。

ところが、「理事就任に当たり、全員が日付空欄の『辞表』を出していた」とわかったときは、「そんなあほな」と笑ってしまいました。


会長の国会答弁の中で「こういうことは、一般社会では、よくあることだ」と述べられたと伝わっています。

「おいおい」です。

ひょっとしたら、NHKの理事は歴史伝統的にこういう風になさっていたのかもしれませんし、会長の前職等々の職場でも一般的だったのかもしれませんが、「まさか！？」です。


大丈夫でしょうか？
この違和感をきちんと質さなければいけません。

確かに世の中が新しく変わっていくときには、最初は違和感があることであっても、そのうち定着していくことも多いものです。

でもしかしです。
やはりおかしいことはおかしいのではないでしょうか！


一般社会でも企業でも、時々こういうことがあったりします。
そして、過去を忘れたかのように定着していってしまうことが。。。。


辞表を提出なさった理事の皆さんも「おかしい」と思われなかったのでしょうか？

他ならぬNHKのことですから、ひょっとしたら、「総とっかえ」が必要かもしれません。
確かに「トップの一声」に掉さすのは勇気がいることです。

まさかこのまま定着してしまうのではないでしょうね。。。。。