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「ブラックバイト」と「大学生活」 [みんなうすうす気づいている]

先日の産経新聞に
学生追いつめる「ブラックバイト」過酷実態 それでも辞められぬ“3つの理由”」(15.2.3)
と題する記事が出ていました。


ブラックバイトとは
学生・生徒の労働法規に無知なのを捉えて残業代そのものの不払いや割増賃金不払い、休憩時間を与えない、不合理な罰金の請求など労働基準法違反して、

〇学生や生徒に違法な長時間労働をさせたり、
〇契約内容と違った業務をさせたり、
〇厳しいノルマを課したり、
〇高等学校や大学の試験期間であっても、休ませてくれない
など、扱いが酷いようなアルバイトのことだそうです

(※中京大学の大内裕和教授(47)が提唱なさったということのようです。)



記事によれば、

〇学生アルバイトで近年、、「シフトにはない突然の勤務命令」、「長時間労働でも支払われない残業代」といった被害が相次いでいて、
〇大学ではゼミが成り立たず、試験に出席できないなどの実害も出ているが「簡単には辞められない」のが特徴だそうです。


この記事を興味深く読んでしまいましたが、どうも私が学生時代の頃と様子が違うようです

1.そもそも学生生活はどの様になっているのか?

 たとえば、
 ①ひょっとして学費が高いのか?
 ②なぜ学費の高い大学に行かなければいけないのか?
 ③基礎的な生活費が足りないのか?
 ④遊興費が足りないのか?
 ⑤身の丈を越えた贅沢消費のお金が足りないのか?
 など

見方を変えれば、「そこまでバイトをしなければ大学に行けないのか?」ということも言えます。


2.なぜ「そういうバイト」を選ぶのか?

 ①私が学生の頃は、そんなにバイトはなかった
 ②「バイト」が目的的になっていないか?
 ③企業経営(ビジネスモデル)が「学生バイト」を前提に成り立っていないか?


3.奨学金は役に立っていないのか?

4.地方出身者なら「地元の大学」には行かないのか?

5.「大学進学をあきらめる」あるいは「夜間大学に行く」という選択肢はないのか?

そういう問題を整理しないで、「ブラックバイト」に光を当てすぎても解決はできないような気がします



ところで、

・少し前までは、「就活」でお悩みになっていた大学生も数多かったはずです。

・また、アベノミクスでは「賃上げ」が要請されています。

・数年前のことでしょうか、「大学の数が多い」ということで許認可騒動があったことも。。。。。

「総論」の議論はよくわからないのですが、「各論」の議論の中ではまだまだ詰めなければいけないことも多いようです。

次世代を担う「少子化の若者」が学ぶ場所です。
政治家の皆さんももう少し突っ込んだ議論をなさってもいいのではないでしょうか。。。。。

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