あの局長の鞄（の話）はどうなったんだろう

毎日いろいろなニュースがあるのでややもすると忘れられがちですが、先週の週末には、「サラリーマンにとってはすごく大きなニュース」が報じられていました。

「国土交通省航空局の局長が、テロなどの緊急事態が起きた際の連絡先が記載された体制表などが入ったカバンを電車の中で無くしたという届け出が警察にあり、警察は盗まれた疑いもあるとみて調べています。」
「13日、電車で帰宅する途中でカバンが無くなったと神奈川県内の警察に届け出たということです。」
「乗った電車の網棚にカバンを置いたまま居眠りをしてしまい、気付いたときにはすでにカバンが無くなっていたということです。」
「カバンの中には、テロなどの緊急事態が起きた際の連絡先などが記載された体制表や、国会答弁の資料などが入ったタブレット端末などが入っていたということです。」
（以上、NHK　NEWSWEB　１５．６．１４）

「国土交通省は１４日、同省航空局長（５９）が帰宅途中の電車内で、かばんを紛失したと明らかにした。災害などが起きた際の緊急連絡網と、国会答弁の資料などを確認するためのタブレット端末が入っていたが、機密性の高い資料はなかったという。局長は置き引き被害に遭ったとして神奈川県警に被害届を出した。」
（以上、朝日新聞DIGITAL　１５．６．１５）


多くのサラリーマン社会では

１．鞄は電車の網棚には置かない。

～昔と違い網棚に荷物を置く人はずいぶん減りました。

２．酒席には仕事の書類は持っていかない。

～酔わない

３．PCや仕事の書類は自宅には持ち帰らない。

というのが徹底されています。

つまり、そこまで情報管理（＋持ち帰り残業「風呂敷残業」）にはうるさくなっています。



先日ある銀行員と話しました。

①鞄を網棚に置くことはありえない。

～「鞄は置き引きではなく紛失したのではないか」

②執務室（支店などの店舗の場合）にスマートホンや携帯電話を持ち込んではいけない。

～最近、ある銀行で「芸能人の免許証のコピーが流失した件は『うちではありえない』、コピーをポケットに入れるのも難しいし、携帯やスマホで写真を撮ることもできない」

と。。。。。

※「半沢直樹」のような仕事ぶりはありえないとでも言いたそうでした。



『緩い』組織はやはり。。。。。。。