大臣の「結果責任」ってなんだろう? [一人合点の「いい加減な話」]
新国立競技場の整備計画については、
「白紙撤回された経緯を検証している文部科学省の第三者委員会は報告書を取りまとめ、JSC=日本スポーツ振興センターや文部科学省、そして、それぞれのトップである河野理事長や下村文部科学大臣らの結果責任を指摘しました。」(NHK NEWSWEB 15.9.24)
そうです。
文部大臣と言えば、組織のトップです。
もし民間企業のトップなら
●何かをやった
●何かをやらなかった
●部下が不始末をやった
●製品・商品が不具合を起こした
場合などは、
〇執行責任
〇管理監督責任
などの責任が追及されるはずです。
大臣の責任は「故意も過失もなく結果的に不始末・不具合について責任をとる」ということなのでしょうか?
政治家の場合は「選挙」で責任が判断されるとはいうものの、実際の選挙ではこの程度の話は埋没してしまいがちです。
とかく「責任をとる」とおっしゃる政治家の方もありますが、実際にはどういう責任をおとりになるのでしょうか?
少なくとも、この「新国立競技場」問題や「エンブレム」問題の迷走ぶりは「誰も悪くなかった」ということなのでしょうか?
これだと、
〇やりたい放題
〇やらなさすぎ
ということが起きても、誰もチェックできないに等しいではありませんか。。。!
「責任をとるかとらないか」ということが問題ではなく、国民・住民のために一生懸命かつ合理的な仕事をやってほしいですね。
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