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「しゃべくり漫才」と「三平の笑点降板」 [みんなうすうす気づいている]


昨日(2021.12.29)のNHK「笑福亭仁鶴と訪ねる大阪の笑い100年」という番組は見ごたえがありました。

今年8月に84歳で亡くなった笑福亭仁鶴さんを偲ぶという体で「お笑い界」の変遷を歌うものでしたが、最近のお笑い番組あるいはお笑い芸人に馴染めない私にはとても興味深いものでした。


私がよくテレビを見ていた頃のお笑い番組は本当に面白いものでした。
今のようにお笑いタレントがコメンテーターや番組の進行役になるような時代ではなかったこともあり、「お笑い芸人」は「どないして笑わしたろうか」ということが「命」であったようです。


例えば「漫才」・・・・往年の漫才は「しゃべくり漫才」と呼ばれたようです。
言葉のキャッチボールと言うかとぼけた話術に魅せられたものでした。


今の若い人たちにあの手の漫才が通用するのかどうかよくわかりませんが、今でもYouTubeで「やすきよ」の漫才を見たりすると嫌なことも忘れてしまうような面白さが私にはあります。



最近、林家三平と言う落語家が「笑点」という番組のレギュラーを降板するという話題がありました。
彼が気の毒なのは、落語の基礎を磨く時期に「バラエティ番組に良く出演してしまった」ことでしょう。

その結果なのか才能なのかよくわかりませんが「落語家としてはちっとも面白くなかった」ということでしょう。



仕事と言うのは「本業を磨く」「本業を鍛える」という時期があって始めて習得できるものです。
才能やセンスという別はあるとしても、それなりに精進すればそれなりの力がつくと言うものです。


「転職を繰り返す」「副業に精を出す」のもいいのですが、何か本物を身につけないと結局中途半端になってしまうということでしょう。


さてさて、落語とか漫才。。。。今後はどういう風に変わっていくのでしょうか?
ラジオで聞いてこそその人たちの実力が測ることができることもあるのです。


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