「ピント」と「センス」 [仕事についてのエトセトラ]
私には趣味と言うほどのものはありませんが、手あたり次第に「写真を撮る」のが好きです。
外出の時はバックにカメラを入れて出かけるようにしています。
スマホではなくカメラというこだわりはありますが、一眼レフの様な高級なものではなく、安物のコンデジ(コンパクトデジタルカメラ)です。
特にプリントアウトすることもなくパソコンに保存して楽しむようにしています。
時には車のドライブレコーダーの映像もパソコンに取り込んで楽しむことも時々あります。
こんな私ですが、越えられない壁があります。
それは「センス・絵心がない」ということです。
アングルもいまいちだったり、ハレーションや光線のまだら模様を起こしていたりと言うこともよくあります。
それでも「新しいカメラが欲しい」と家電量販店のカメラコーナーを覗いたりもします。
今のカメラは「オートモード」がありますので、センスのない私でもピンボケはほぼほぼありません。
しかしプロからみたら平均点のピント合わせかもしれません。
ひょっとしたら「仕事も同じなのかな」と思ってしまうことがあります。
・センスのあるやつには普通にやっても勝てない
・オートモードによるピント合わせのようにパソコンやAIの発達で平均点の仕事はできる
ということが言えます。
つまり、「何か特筆するものがなければ仕事では成功するのが難しい」とでも言われてしまいそうです。
しかし「ウサギとカメ」よろしく、どんなに才能やセンスがあっても休んだり慢心したら負けなのが仕事です。
逆に、「工夫」や「粘り強さ」や「要領の良さ」や「マメ」なことなど「センス」や「才能」に代わるものはいくらでもありそうです。
才能に溺れ「タラレバ」を言っていたらうまく行かないのが仕事です。
コロナで世の中の多くが仕切り直しになった今は「凡人」にとってはある意味チャンスかもしれません。
「あきらめたヤツはいい写真が撮れない」ということ。
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