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エコノミストは金持ちだ [どう受け止めたらいいのか]


アベノミクスをはじめとした今までの経済対策はうまく行っていたのでしょうか?

・消費が。。。。
・物価が。。。。
・財政支出が。。。
・株価が。。。
・為替が。。。

というのがエコノミストの皆さんの常套句のようですが、こういう話を何年聞けばいいのでしょう。
エコノミストさんが何を言おうが、もの足りないのは「生活が豊かになる」という視点が欠けています

テレビ・ラジオによく出演なさるエコノミスト(とかいう)人たちの話はどんな効果があったのでしょうか?


例えば、

①「消費が」

法人の「経費節減」は永遠のテーマです
「倫理規定」の浸透からかつてのような中元歳暮、接待というものの在り方が変わってきました
「質素倹約」をせずに「消費」行動を楽しんでいたら「生活は苦しくなる」に決まっています
「消費統計の数字が芳しくないからお金を使う」などと言った愚行はゆめゆめなさらないように


②「物価が」

少子高齢化=年金生活者(高齢者)が増えるということです。
年金が増えないのに物価だけが上がれば生活は苦しくなります。

「物価目標2%」と言われてもそれを許容できる人は少ないはずです。
しかも「輸入物価」が上がり「物価上昇率が2%に近づく」ことを喜ぶのも愚です。


③「財政支出が」

産業振興、産業構造の転換、国土強靭化等々と違い波及効果の少ない財政支出をしても効果も限定的・一時的です。

例えば、
・「地方創生」
ビジネスなのかお祭りなのかわからないことにお金をつぎ込んでも持続するはずがありません。
地方が豊かになったという声も聞きません。

・「給付金」
SNSでは人気ですが、まるで「点滴を待つ病人」のようです。
こういう人たちには一時的な給付金が効くはずがありません。持続性が必要です。だから「給付金」という合唱が続くのです。
「生活支援」を本当に必要な人は「給付金が欲しい」という人たちとは異なります。

・「代替エネルギー」
石油、天然ガス、石炭の調達が思わしくなくなると「お手上げ」状態です。
安定的な「代替エネルギー」が「原発」というのはお笑いです。
資源小国の日本ならではの電源政策はあるはずです。

・「食品価格」
食料自給率の低い日本です。
海外の生産事情、為替などの影響を受けやすいことはわかっていたはずです。
何を今さら状態です。


④「株価が」

新株発行による資金調達は行われているのでしょうか?
エクイティファイナンスが行われなければ「株券」という紙切れの売買に過ぎません。
「株価で経済」を占うなんてお笑い草です。
日々の株価の動きを見ても「アメリカの株価」の追随相場に日本経済の評価を委ねることは不思議そのものです。


⑤「為替が」

輸入には円高がよく、輸出には円安がいいのでしょう。
しかしこの相反するものの落ち着きどころはいかほどでしょう。
他人事のようにコメントされるのなら評論家は必要ありません。


ことほど左様にいろいろな分析もどきにも「絶対」はありません。

テレビマスコミにご出演されああだこうだと解説なさっている皆さんも「後追いの評価」が多く、国民生活の向上に資する話を聞いたことはほぼほぼありません。

彼らの多くは、
・出演料
・講演料
・著作の購読料
などにより「景気の良し悪し」にかかわらず「テレビ・ラジオ出演」による勲章化により「また所得が増える」のです。

「お金持ちのお話を貧乏人が聞く」構図が続くことに笑うしかない日本経済なのです。

そういえば、2020年9月29日以来散髪に行っていません。
3,000円もしない「ヘヤ―カッター」がいい仕事をしてくれています。
「社会の第一線を退く」とこの程度で十分です。






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