戸惑う「団塊」70歳代 [みんなうすうす気づいている]
おそらく太平洋戦争が終わってからの日本を
●引っ張ってきた
●馬車馬のように働いてきた
人たちと言うのはいわゆる「団塊の世代」であったはず。
団塊の世代とは、
第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)〜1949年(昭和24年)に生まれた戦後世代
と定義づけられているようですが、
この方たちも今や73歳~75歳におなりになり後期高齢者への仲間入りの御年齢になられました。
「もはや戦後ではない」
と経済白書が謳った1956年(昭和31年)生までの世代も今や66歳となり社会の第一線を退くご年齢になられました。
こういう世代こそ
①戦争はしない
②豊かな生活を目指す
の二つをテーマに生き抜けてきた人たちです。
そこには労働運動もあり「豊かな生活」を獲得された人たちです。
この世代の多くの労働者は「年金」も充実しており今はそれなりに豊かに暮らしていらっしゃいます。
政治的には「社会党」を支持し、生活向上に邁進された人たちでした。
住宅ローンも終わり今は生活への負担感もほぼほぼないのではないでしょうか。
ところが最近のSNSを見ているとスマホかじりのこの世代の人たちの政治批判が目立つようです。
おそらく生まれ育ってきた正義感と行き場のないやるせなさがそうさせているのでしょう。
実態的には「心情野党」実態「保守」の人たちのようです。
しかしいけないのは「社会がこの人たちを見捨ててしまった」ような状況になっていることです。
今日も設備工事業者の方と話しました。
「団塊の世代がリタイアするようになり現場が回らなくなっている」
と。。。
一刻も早く、
①この団塊の世代の活用を図ること
②この団塊の世代が完全リタイアする前に今の社会システムに慣れてもらうこと
が急がれます。
若い人たちに言いたいのは「人口ピラミッドをよく見てください」と言うこと。
高齢化、長寿化を徒過すると将来世代に大きな負担だけが残ってしまいます。
「自由な働き方」
「ワーケーション」
などとのんびりしている暇はないのです。
なにせ日本は資源の少ない国なのですから手を休めてしまったら壊滅状態になってしまいます。
若い人たちに言いたい
「あなたたちのジジババを有効に使わないとお荷物になってしまいますよ」
と言うこと。
マスコミも野党の皆さんも将来像が見えない話ばかり。
これでは日本は戸惑ってしまいます。
「安倍菅の9年」
日本はいったい何をやってきたのでしょうか!
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