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「性善説」と「性悪説」  ( 「いい人」ってどんな人?の法則 )   [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

人を評価する言葉として、
・人柄がいい
・やさしい
・思いやりがある
・バランスが取れている
などと評されることがありませんか。。。。

ビジネスで成功した人をコメントするとき、いわゆる『人柄』面の評価を前面に出すのは、実はミスリード(誤解のもと)ではないかと思います。

人は誰でも、私生活における当事者間においては、いい恋人であり、いい家族であり、いい夫妻であり、いい父母であり、いい子供です。
このことは誰一人疑う余地のないところです。

ところがビジネスの現場においてはいかがでしょうか?
もし、いい人ばかりの集まりであれば、昨今力が入っている『コンプライアンス』などというものは不要です。
また、成功した人のそばには、厳しい上司や先輩や鬼軍曹がいたことが多いようです。
あるときはマーケット全体が厳しく・辛い世界であったはずです。

ただ、ビジネスの人間関係は、あるいは企業内の人間関係は、組合せの部分がかなり多いようです。

私生活では性善説」「ビジネスでは性悪説」をベースに考えてみると、成功とか企業統治とかがわかりやすくなるのではないのでしょうか。。。。
言い換えれば、
①ビジネスは人柄だけでは成功しない
②企業組織(サラリーマン社会)はややもすると人柄で評価されやすい
③人柄は、接し方や表現方法で個人差が出てしまう
と言う点を踏まえて、有能な人材をパートナーにしていくあるいはその人材のストロングポイントを引き出していく(換言すれば「使いこなす」)ことが成功への近道であると思うのは私だけでしょうか。。。。。。


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