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日本の車の正念場。。。(あなたは韓国の車に乗れますか?) [感覚的消費論]

日本の自動車業界の今期の業績はかなりひどいですね
100年に一度の大不況(アメリカ発の金融不況)のせいらしいですが、
微妙な変化が定着してしまわなければいいですね

ところで皆さんは海外に行かれたときには、現地でバスに乗られることもおありですよね
その時のバスはどこの国のバスかお気づきですか。。。。。
自動車生産国なら、ほとんどが自国製の車のはずです
アジア諸国なら、韓国製のものも多いですね
乗り心地とか、気になりましたか?
あるいは、不愉快でしたか。。。。。。?

昨日の日経新聞(朝刊)に、意外なことがでていました
皆さんはお気づきになられましたか?

「観光バス 現代自、日本で販売 ウォン安生かす 国産より2割安」
と言う記事です
すなわち、「ヒュンダイが日本市場にバスを投入する」と言うことです
ヒュンダイの自動車は、日本以外では相応に売れています
値段も安いし、性能・デザイン等々もそれなりなのに、なぜかしら、日本では売れないようです

数年前、韓国系の在日企業を訪ねた時、
「やはり、社用車は『ヒュンダイ』ですか?」と尋ねたところ、
先方からは、
「社員みんなの意見を聞いたら『トヨタがいい』と言うことで、全車トヨタの車です」
との返事が帰ってきました
在日の韓国系の企業でもヒュンダイに乗らないのが日本の自動車マーケットでした
理由はよくわかりませんが。。。。。。

もし、今回のニュースに触発されて、どこかのバス会社や企業がヒュンダイのバスを買ったなら
ひょっとしたら、業界の地図も変わるかもしれませんね

ところで、東京では本当に車が売れていないようですね
新車を見かけることがありません

ガソリン高と相俟って、車を持つと言うことについて、明らかに考え方が変わってしまったかも知れません
①今はガソリンが比較的安いですが、いつかは上がるんだろうなと思うこと
②東京のような都会は、そんなに自家用車には乗らなくなった(そういう人が増えた)こと
=燃費を気にするほど乗らない!
③自動車の性能がよくなったこと
④大きなイノベーションがないことから、敢えて買い換えなくてもよいこと
⑤駐車場代もバカにならないこと
⑥レンタカーも性能がいい車が多いこと
⑦車を持っていることがステータスではなくなったこと
⑧人口構成が変わってきたこと(高齢者が増え、若者が微妙に減りつつある)
⑨何よりも、今の車で十分乗れるし、不都合がありません
などなど、今までとは違う理由があるようです

もし、景気がよくなったとしても、敢えて車を買い替えることはないかも知れません

ひょっとしたら、今回の一連の経済的な出来事は、一過性のものではなく、
日本人の「車観」を大きく変えるエポックになるのかも知れないですね
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