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倉庫や物置をきれいに整頓する方法 [ご商売の無駄話(beni色のessay)]

私が支店を任されるたびにやったのは、倉庫や物置の掃除です。
それから、女性の更衣室(ロッカー室)も整理しました(整頓させました)。

倉庫や物置や更衣室というのは手つかず状態の場所が多かったのです。
少なくとも当行では。。。。。。

どうしてこんなに汚いのか!
とか、
整理していないのか!
等々を尋ねると、

①いつかはきれいにしようと思っていた
②昔からのものが多くて、捨てていいかどうか判断がつかない
③きっと、誰かが、いつかは使うものかも知れないので捨てづらい
④女性ロッカーの場合は、休憩室を兼ねている場合も多く、退職した先輩からの引き継ぎものも多い
⑤困っていない!
などという意見が多く出てきます。

注:女性ロッカーの整理には
①女性の代表の意見を十分聞くこと
②女性の代表複数を同席させること
③労働組合の了解を得ておくこと
④労働組合の同席を求めること
など、セクハラだと言われないような配慮が必要です(念のため)


では整理の手順を申し上げましょう。
倉庫など整理したい場所の整理期間(1週間とか1カ月とか一定の期間)を決めましょう
期間が決まったら「整理したい場所」の荷物をすべて外に出してください
出した荷物は会議室など、「仮の倉庫(スペース)」に保管してください

空になった倉庫の棚(たな)は、色分け(※)してください
色分けの方法は、管理者(よく使う人)別にしましょう みんなで使うものは共通コーナーにおいてください
では、日々、「仮の倉庫」のものを使うたびに、「元の倉庫」の色分けの基準に従って「元の倉庫」に戻してみましょう

整理期間が終わった時、「仮の倉庫」に残ったものを皆さん(整理メンバー)で仕分けしてみましょう
「仮の倉庫」に残ったものの処分方法(「捨てる」とか「元の倉庫の所定の色の場所に戻す」等々)を決めてください


これで第1回目の整理期間が終了です。
第2回目は、「元の倉庫」の棚の色別に同じことを繰り返してみてください

やってみて気がつくのは、
そのモノの管理者が不明なものが多い
整理期間中、一度も使われなかったものが多い
お正月用品のように、年に1度しか使わないが、必要であるものもある
などがわかってきます。
「元の倉庫」に戻す時、管理者ごとに色分けしましたから、以後、整理が行き届いていない棚とかは犯人がすぐわかります


こんな整理方法ですが、意外と効果があります。
ただ、留意点を列挙しておきます。
捨てるにも費用がかかりますので、社内でバーゲンをして持って帰ってもらうとかお客さんに差し上げるといったことも考えましょう

小さなスペースやキャビネ等から初めてみましょう 大風呂敷はやけどする可能性があります(失敗するかも。。。)

貴重品はカギのかかるところに仮保管する必要があります

「そんな暇はない」との抵抗にあったら、「売り上げも上がっていないのだから気分転換をしてみよう!」と切り返してください

以上です 騙されたと思ってやってみませんか。。。。。。。

※色分けの方法・・・・テプラ(キング)、ネームランド(カシオ)等でカラーシールを棚(たな)とかケースに貼り付けるとわかりやすいです 色や文字体は、各人のお好みで選ぶといいです たかがネームシールですが人柄が出てなかなか楽しいです

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