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プロ野球選手の年棒とサラリーマンのボーナス [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

スポーツ新聞を見ると、プロ野球選手の年棒交渉の結果が載っています

チームの成績への貢献度と個人成績とそれから集客への貢献度+期待度などを総合して決められるのでしょうか。。。。。

優勝して、しかも集客が多いと総じて年棒アップの選手が多いのでしょうか
優勝しなかったら、個人成績が良くても、年棒は上げにくというのも実情でしょう
ただ、FA宣言でもされて逃げられたり、ライバルチームに移籍されたら困るので、阿吽の部分もあるかもしれません

でも、マスコミに常時監視されていますから、月々の功績もわかりやすいものです

さて、サラリーマンのボーナスです
労働組合が強くて、一律、月給の数か月分などという風に決まれば別ですすが、
多くの企業では
コンサルタントの方のご指導を参考にかなり難しい基準で評価されているのではないでしょうか
3月決算の企業であれば、評価の期間は
 4月~9月までの仕事ぶりの評価を12月の賞与(ボーナス)の基準に
10月~3月までの仕事ぶりの評価を6月の賞与(ボーナス)の基準に
査定されています

たとえばこんな基準でしょうか。。。。?

1.業務推進度
企業ですから、全体の業績が伸長することが必要です
①営業マンなら販売の度合い
②技術屋さんなら技術・商品開発の度合い
③本部スタッフなら企業のコントロールや企画の提案の度合い
④工場などの現場スタッフなら操業の度合い
評価は売上伸長とか収益実現とか経費節減とかという視点

2.能力開発度
能力レベルの水準度合いです やはり働くからにはレベルアップしないといけません
①ミスの度合い
②工夫の度合い
③知識の度合い
評価は主観的かもしれません

3.人材育成度
企業は「人」が財産です 上に立つためには、人材を育てる能力も求められます
①チームとしての協調性
②部下・後輩の育成度合い
評価はこれも主観です

4.コンプライアンス
どんなに業績を上げても、ルール違反は企業を滅ぼします
したがって法令順守などの状況です
苦情・クレーム・トラブルなどの件数や重たさで評価されるのでしょうか

5.その他の貢献度
いわゆる「縁の下の力持ち」の部分です

などという切り口で評価されているのかもしれませんね
みなさんはご存知ですか。。。。。。。

実は、どんなに精緻な査定システムでも、
最後は
①あいつは好きだから、いいやつだから という主観的な部分
②査定直前の主観的な事象
で、評価が歪んでしまうこともままあるかもしれません

ところで、フィードバック(評価内容の伝達)は行われていますか?
この時、「ラッキー」とか「釈然としない!」という方も少なくはないでしょうね

もしあなたが、評価をする立場の方であるのなら
少しだけお願いがあります
それは
1.査定期間のスタートに当たって、基準や目標を明確にすること
2.基準や目標の達成度合いを毎月伝達すること
をお願いしたいのです

「後出しじゃんけん」のようなフィードバックにならないようにしてください

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