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人の分まで仕事をしよう。。。。!!(経営目標・経営計画のポイントはどこか。。。。) [裏づけのない経営学]

経営計画を立てるに当たっては、「ストロングポイントとウィークポイント」を明確にし、「強いところはもっと磨き、弱い部分はもっと鍛える」というのが大原則です

新年を迎えるにあたり、やはり新しい年の経営目標を明確にしなければいけません
一つは、数値目標です
数値目標は
1.売上高はいくら必要か!!・・・・損益分岐点を意識しながら、企業を維持するための売り上げを明確にしなければいけません
2.利益はいくら必要か!!・・・・今日、そして明日、みなさんが安心して暮らせるための利益を明確にしないといけません
ただただ「儲ける」とか「黒字化」だけの号令ではよくわかりません
粗利益でいいのです。。。。あまりに精緻にしすぎると肩が凝ってしまいます

二つ目は、仕事の回し方です
仕事の回し方とは、人や機械がどのように働くか!!ということです
営業の得意な人が評価されがちですが、仕事の回し方がうまく行ってないと、いつかきっと経営は行き詰ります
ポイントは、
1.組織で仕事をすること
・・・・・個人プレーには限界があります 看板や暖簾を意識しながら仕事をすることが必要です
日本の企業組織は、ピラミッド型です
ピラミッドの位置に応じて次のことが決まってきます
①意思決定の度合い(これを権限と言います)
②責任の度合い(これは権限の裏返しです)
方法論的には、いわゆる「報・連・相(ホウレンソウ)」の在り方もわかってきます

2.人の分まで仕事をすることです
経営ぶりの良くない企業や部門には「これは私の仕事ではない」という空気が流れています
「これも私の仕事」と言えるような仕事文化が必要です

3.仕組みで仕事をすることです
「このボタンを押せば、このランプが光る」的に仕事の流れ、まわし方に一定のルールがあることです
いわゆるマンパワーだけで仕事を回していると、その人が休んだり辞めたりしたら仕事は淀んでしまいます
仕組みが明確であれば、初心者も溶け込みが早く、人材が育っていきます

4.全体像を意識しながら取組むことです
今やっている仕事は、企業・組織にとって、今そして将来どのように生きてくるか!ということを明確にしておくことです
「私はちゃんとやっている」という人が多いです
多くの人は、持ち場も持ち場ではちゃんとしていますが、それを足し合わせるとうまくいかないということもよくあるものです
……「合成の誤謬」と言います

5.次の一手を意識し理解することです
全体像がわかっていても、次の作業・担当者にきちんとバトンが渡らなければその仕事はうまくいきません

似たような言葉の羅列遊びですが
①組織で仕事をする
②人の分まで仕事をする
③仕組みで仕事をする
④全体像を意識する
⑤次の一手を意識・理解する
これが、仕事の回し方には必要です

みなさんの企業・職場ではいかがですか
人を批判するのは簡単ですが、
この切り口を整理し、具体的な課題を解決することが必要です
今は、付け刃や運だけでは、生きていけない時代かもしれません

こんな風に考えたら、企業経営の隘路が見えて来ることでしょう
後は、常識で合理的に基本に忠実に判断してください

そして、課題と目標と解決策(目標達成の方法)を共有化することです



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[本]「バレーボール理論」http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2008-10-16
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