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日本郵政:改革も見直しも危うい(どうしてこうなるんだろうか。。。。) [少し政治的な話を。。。。]

せっかく郵政改革話が仕切り直しになったと思ったら、またまたわきの甘い話が出てきているようですね

新聞によれば、
郵便局窓口での
①パスポートの交付
②年金記録の確認サービス
③本の貸出
④チケット販売
ゆうちょ銀行では
①郵便貯金限度額(1,000万円)の緩和

などが議論されているらしい

行政サービスのアウトソーシングを担うというのはそれなりに意義がありますが
本の貸出やチケットの販売にどんなメリットや必要性があるのでしょうか

ゆうちょ限度額を変更する理由は何なのでしょうか?
金額を引き下げるのならまだしも拡大する理由はあまりありません
高額貯蓄者の利便が向上すると考えるのは早計です
1,000万円を越えてきたら、地元の銀行や信用金庫ならもう少しこまめなサービスをしてくれるはずです
そこへ郵便局が進出する理由はよくわかりません

先日、郵便局員に聞いた話では、「1,000万円だと限度額を確認する手間が煩わしい」とのことです
本末転倒です
①貯蓄を抑え消費に向けてほしい時期は今です
②他の銀行は何をしてるのでしょうか?
(ひょっとしたら、運用難で、そんなにお金はいらないのかもしれません)
③手間だけの問題なら、限度額がある以上避けて通れません
(限度額がいくらでも限度額の確認は必要です ただ、預け替えのキャパシティーに余裕が出来るだけです))

ところで、
①郵便局の収支はどうなっているのでしょうか
②「民でできることは民で、民でできないことは官で」というのが大原則です
民でできないことをやるのが日本郵政の使命のはずです
③郵便局員さんの労働条件と勤務実態はどうなっているのでしょうか?
傍から見てるとどうも不透明です

スパンを広げるのではなく、まず合理化・効率化を行いその余力で次の新しい仕事を目指すべきです
そのためには
1.まず規模縮小
2.隘路の発見
3.そのうえで郵便局でなければできない仕事をピックアップ
を行う

一般的な企業ではよく行われていることではないかと思います
「税金」だから。。。。。という理由はどこにもありません
まして、民営化して、わざわざ競争することもないでしょう

硬直的な行政サービスの現業部門のアウトソーシングは大いに賛成です
でも、行政そのものではなく、官のいいところと民のいいところを併せ持つ業務を目指してほしいものです

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