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菅なのか小沢なのか岡目八目。。。。 [少し政治的な話を。。。。]

民主党の党首選挙も大詰めが迫ってきました
党員でもサポーターでも議員でもないので選挙権などない、(まして議員でもない)小生ですが、日本の総理を決める選挙でもあると言うことですから、少しコメントしてみましょう

1.そもそも民主党について

一年前、何かを変えてくれるだろうということで、多くの方々は自民党から民主党への政権交代に一票を投じたはずです
小生は、
①来るべく「日本の課題」をあぶり出し、
②そのうえで「日本の国益」に適った、将来に期待の持てる政治を行ってもらおう
③政治のプロセスには「ずるさ」を排除して
と夢見ていました

ひょっとしたら、この党に期待するのは無理かもしれません
分裂して出直してください

2.人物像について

①鳩山さんについて

9月6日(月)のテレビ朝日「テレビタックル」での議論がすべて
・言動は不安定
・首相経験者は、政治に関与しない
・次の選挙には出ない
と言いながら。。。。。
こういう人が、「最近まで日本の首相だったのか」と思うと情けない

巷間言われている「ハトではなくサギだった」というのも頷ける
政治の舞台に復活してほしくないタイプの人である

②小沢さんについて

鳩山首相当時、陰として動いていたらしい
当時の新聞は、そのことを警戒かつ批判していた

今、世の中は、「決めてくれる人」を求めているのも事実であり、期待する向きもあるが
・何を決めるのか
・決定のプロセスが不透明
という点は否めない

取り巻きにも恫喝型で役職待望のために動いているとしか思えない人も目立つ
小沢氏の政治家寿命なども踏まえながら支持をしているのではないかと思われる向きもある
結局、政策が見えてこない

この人が表に出てきたら、後戻りができないような気がしませんか。。。。


③菅さんについて

小泉首相以降の、「決められない」「言動不安定」首相の一人

決して十分な信頼や安心した政権運営は期待できないが、
・日本の政治課題をあぶり出すのに適任
・ある意味柔軟性もある

取り巻きは、書生っぽいタイプの人が目立つ
政策に一貫性はないが、振れながら収斂していくという頼もしさはある

こんなに首相を変える国民性を恥ずかしく思ってしまう
今しばし、日本の在り方が見えてくるまで菅首相に続けてもらってもいいのではないか。。。。(まだ日本には余裕があります)

若手の民主党議員の皆さん、今がチャンスです
より良きあなたの時代を迎えるためには何がいいのか胸に手を当ててください

2.景気・経済の状況について

①円高

日本が国際的に信任されている証拠である
少々のことではクラッシュしないという安心感がありリスクが少ないことから、円が買われている
尖閣列島の漁船問題があっても為替に影響が出ていない点は特筆すべき

介入しても、欧米各国の協調がない以上、効果は限定的
円高の今だからできることを行うのが先

②デフレ・物価について

酷暑に伴う野菜の値上がりを心配する人も多い
消費者は物価の値上がりは嫌いなのです

「価格破壊」が当たり前の世の中です
品質と必要性と価格の掛け算をもう少し丁寧に議論してほしい

③中小企業について

「たいへんだ」が先行し過ぎである
企業20年説もあるように、企業としての寿命も考えていただきたい
生き伸びていくための対策を丁寧に立てていただきたい
砂地に水をまくような対症療法では中小企業は生きていけない

国際的にもユーザーに通用する企業力が必要
今のままでは消費者に選ばれてしまうだけ

④株価について

株価は企業業績の反映のはずである
225社の日経平均だけで見るのではなく、企業の実情を見てほしい

⑤法人税の減税について

法人税は、利益が出た企業が払うものです
まず利益が出ているのかどうかのチェックが必要です
利益の出ていない企業には「法人税減税の効果はありません」

⑥消費税引き上げについて

究極は引き上げざるを得ないでしょう
ただ、消費税を引き上げる前にやることもあるはず
徴税のプロセスもチェックしていただきたい


3.農業政策について

産業として確立する政策を願いたい
乱暴な言い方をすると、「百姓」へのバラマキだけはやめていただきたい
事業としてのリスク管理等も覚束ない産業であるということも注目してほしい

命に関するビジネスでもあり、国際的な戦略商品の可能性は大
もっとダイナミックに取り組んでいただきたい

中国という大きなマーケットが待っているかもしれない

4.ゆうちょ問題について

「民でできること」をわざわざ官でやろうとしている
いま必要なのは、民でできないことに絞り込み規模縮小を図ること

ゆうパックが、日本通運の不採算部門であった「ペリカン便」の税金を使った救済策であったと見られないようにしていただきたい
小泉・竹中さんが声高に叫んでいたことは、いまさらながら虚しい

5.子ども手当について

バラマキ政策の典型
少子化の今、子育てにかかる費用は減っているはずである
いま必要なのは、手当ではなく子育ての受け皿である

そして、教育問題をもっと丁寧に議論してほしい


6.雇用問題について

人のいらないビジネスに無理やり人をはめ込むような政策は不要
新分野へ雇用の場を求めるべき
そういう意味では、介護、農業分野の活性化が必要

問題なのは、就職・再就職希望者の質が落ちていること
仕事のできない人はどこもいらない!
ということである
人材を育てることが急務
また根気強く働くと言う気持ちも大切
仕事を選ぶ前に、働いてほしい

特に若者のレベル低下が著しい
新しい人を採用するよりもベテランの雇用延長のほうが得策と考えてしまう企業も多いはず

7.地方問題について

地域主権とか地域主義とか呼ばれていますが
国土の狭い日本です 中央集権でいいのではないでしょうか

地方首長・議員・公務員のレベルにも課題は残る
地方の人口を増やすような魅力ある政策が必要


8.天下りなどの公務員問題について

労働三権を認めてあげたらどうか
その交換条件として、人事制度・給与体系を見直せばよい

10年9月6日(月)日経新聞に掲載の片山前鳥取県知事の
「公務員は国保にはいれ」は特筆できる

民間企業では、ポスト給、55歳を超えたら給与が下がる等が一般的であるはず

9.防衛問題について

もう少し国防費を増やしたらどうか
軍備だけではなく、災害対策等への視点も必要

戦争を肯定するものではないが
・雇用の受け皿
・人材の育成
・車両の買い上げ
等々、今の政策課題の解決する役割も担う


10.外交政策について

そういえば外交はどうなったのですか?


11.社会保障政策について

バラマキの典型です
是々非々でチェックしてください
みなさんいつか行く道です


12.国債問題について

・適正規模の基準
・国債で調達した資金の使い道
・国債の発行スタイル(特に期間)
・国債発行費用
を明確にしましょう


13.マニュフェストについて

少しこだわり過ぎである
大枠は変えないまでも、修正は必要である


14.今できること

参議院選挙の時、各党とも主張していたのは「議員の削減」です
「こんな奴もいたのか」といまさらながら驚きである
これくらいは早くやっていただきたい


15.マスコミの皆さまへ

もう少し長期的なトレンドの中で報道してください
「国民の不幸はマスコミの幸せ」みたいな報道はやめてください
そして、もっと勉強をしましょう




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