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「うさぎとカメ」と評論家 [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

昨日発売の週刊誌に、菅政権についての評論家やコメンテーターの皆さんのコメントがたくさん載っていました。

その中で、
「中小企業の経営者は、どら息子にフェラーリを買い与えても経費で落とせますが、フェラーリの消費税はとれる」とおっしゃって、菅さんが「消費税」を言い続ければよかった
とコメントなさっていらっしゃる方がありました。

この評論家氏は、先の自民党政権時代からTVによくお出になり、あるいは政府の審議会の委員とかもなさっていた人です
このコメントについて何か気になりませんか・・・・・?

皆さんは「ウサギとカメ」のイソップの寓話をよくご存知ですよね。

いつか見たテレビ番組で面白おかしく語られていたことがあります。その内容はというと、
ある時、おばぁちゃんがお孫さんにこの話を読んで聞かせていた時のことです。
そのお孫さんは、
「おばぁちゃん どうしてカメさんはウサギさんを起こして上げなかったの?」と。。。。

お孫さんから見れば、「居眠りしていたウサギさんを起こしてあげなかったカメさんはフェアじゃない!」ということのようです。

さて、さっきの評論家氏のコメントです。
「中小企業の経営者は、どら息子にフェラーリを買い与えても経費で落とせます」というところに素朴に疑問を感じませんか?

①世の中では、中小企業は大変だと言われています
②にもかかわらず、中小企業の経営者は、どら息子にフェラーリを買い与えている
③しかも、それは経費で落とせる

「だから消費税で取ろう!」というのは本末転倒です
ビジネスに関係のない部分まで経費で落とせる=税金を払わないということが分かっているのなら、その部分を直すようなコメントを発していただきたいものです
それをやらずして、「だから消費税」というのはいただけません。


こういう方が政府の審議会の委員とかをやっているのですから、世の中はよくなりません
マスコミ受けもイイ方のようです。

最近の政治とか国の方向性を考える時、したり顔のマスコミや評論家やコンサルタントの方が多すぎるような気がします。


先程のお孫さんは、大人になるにつれ、「ウサギとカメ」の話をどのように理解していったのでしょうか。。。。
①優しいタイプの「いい人」
②競争に勝ち抜く「たくましい人」

どのように成長していったのか楽しみです。


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