SSブログ

今回の「地震」考・・・・・東京のオフィスでの場合 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

東北地方では、大変な状況が続いている中、不謹慎かも知れませんが、小生の今日の状況を書き留めておきましょう

私のオフィスはビルの6階に有ります
最初の地震が起きたときは、本当に長く、ゆっくりと繰り返すような波動が続きました
荒海で船に乗っているような感じがこんな風だったのかもしれません


揺れているさなかに気をつけたことは
①天井は抜けないか
②書架、戸棚、キャビネの類は倒れてこないか
③机の下は広いか
と言うことです
次の激震の際にはどういう動きがいいのか
と言うことも考えていました

窓際に立って、窓の外を眺めていると
向かい側のビルも大きく揺れています

窓下の道路にも人が飛び出しているようです
中央分離帯のあたりにも人がいます

これがわがオフィスのあたりの地震のさなかの状況です
こんなことをみていられるほど長くゆっくりとした揺れでした

ややあって、社内に帰宅命令が出ましたが
わがチームは仕事を続けていました

正直に言うと
①余震が続いており、外に出るほうが危ない
②交通機関がストップしている中、途方にくれるだけ
③タクシーで帰ればいいなどと呑気なことを言う人もいますが、あてにできるはずも有りません

ややあって、東北の状況が伝わってくるにつれ、事態の深刻さが脳裏を騒ぎぬけるようになってきました

今も余震が続いています
小生は、帰宅をあきらめ、社内泊です

少し失敗と後学を述べておきましょう
①非常時のマニュアル等々のとおり動く人はほとんどいません
②ヘルメットをかぶった人もごくわずかです
③非常食は鍵のかかる倉庫に保管されており、取り出せません
④ライフライン(電気、ガス、水道)は止まっていませんので、社内泊の不安はないのですが、毛布がありません

夕刻、外に出てみたのですが
皆さん、必死の形相で歩いていらっしゃいます
おそらく、徒歩ででもご帰宅なさるおつもりでしょう
携帯を見ながら歩いている人が多いので、自転車が反対方向から来ても気づかない人も多いようです
看板やガラスが落ちてきたらどうなるのでしょうか。。。。。!

開いているコンビニを覗いて、カップヌードルや飲み物やお菓子を買い込んでろう城作戦をすることにしました
部下の中には、あきらめて飲みに行っているものもいます
ちなみに飲食店の多くは満員らしいです

東北の被災者の皆さんには本当に申し訳ないのですが、緊張感のない状況です

先ほど、西日本の知人に電話をしてみました
東京に住むお嬢様とお孫さんと連絡が取れないご様子です
東京ではNTTの電話はつながりますから、小生が電話をしてみることにしたのです

案の上、つながりました
至急、ご実家に連絡していただくことになりました


でもでも、直下型だったら、おそらく想像を絶する大変な大惨事になっていたかも知れません
うーむ。。。慢心


nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0