地震・・・そのときあなたはどうなさいましたか? (防災マニュアルを再点検してみましょう) [裏づけのない経営学]
実は、今回の地震の直前、私の職場では、みなさんからお叱りを頂くようなことが起きていました。
地震の直前のことです。3月10日ごろだったと思います。
総務の担当者が、災害時のための保存物資の入れ替え作業をしていました。
「水」とか「乾パン」とかの消費期限が到来したとのことで、入れ替え廃棄処分を行っていたのです。
作業しているところに通りかかった時、「置いておきなよ!うちのフロアにおいておいていいよ。少々期限切れでも食べるから」等々の会話を担当者としたのです。
残念ながら、総務担当部長氏は、「みなさんの体調が悪くなったらいけないので捨てる」と。。。。。。
大変思いやりのある真面目な方なのです。
今回の地震を経験して思ったのは、
1.トイレのための「水」までは用意していないこと
2.揺れた時、机の下の「非常袋」の中のヘルメットをかぶったものはいなかったこと。(部下によれば、一人だけ被っていた人はいたとのことです)
3.ビルの外に出たものはいなかったこと。
起きた瞬間(揺れている最中)は、「どう対応するのか」指示は出しにくいものです。
小生の部署では、揺れの状況から、
①キャビネのそばに寄らないこと
②天井から落ちてきそうなものがないところにいること
・天井にはエアコンや蛍光灯などがあります
③机の下に潜る準備をすること
④窓枠のそばには近寄らないこと
などを指示しました
4.火の元の点検はしませんでした。
揺れている最中も揺れた後も火元の点検はしていないと思います。
消火器がどこにあるのかも知りません。
きっと、火のそばに置いてあるはずです。
5.揺れがおさまった時、経営幹部から「帰宅命令」が出ました
小生は
①緊急時だからこそしなければいけない仕事はどうなる
②電車(交通手段)がストップしている状況下、動くことは二次災害を呼ぶ
と言う思いで、オフィスに泊まることにしましたが。。。
みなさん、凄く帰りたがっています
6.明日以降の出勤体制の明確な指示を出さないまま(受けないまま)ほとんどの者が退社してしまいました。
7.外出中の者、休暇中の者とは連絡が取れなくなってしまいました。
①電話はストップしますから、連絡が取れないのが一般的です。
②深夜になって、ようやく自宅に電話がつながりましたが、帰宅していないとのことでした。
③翌日、各人の自宅に電話を小生からしましたが、彼らからかかってくることはありませんでした。
8.総務担当者が、早々と帰宅してしまったため、「防災用品」(毛布、食糧等々)は、鍵のかかったまま倉庫にありました。(肝心なときに使えないのです)
泊まることはあまり想定していなかったのかもしれません。。。。。。
9.週末は、みんな休みました。
我々の仕事は、休んでもそれほど影響のない仕事だと言うのがわかりました。
10.今回の地震は、大きな振幅の揺れでした。直下型の時の揺れ具合とは違いました。
地震のタイプを見極めて、動き方を考えることも必要です。
数え出したら、それなりに疑問符のつくようなことがあります。
よく考えれば「防災マニュアル」だったのです。
「防災時マニュアル」とか「被災対応マニュアル」ではないのかもしれません。
・・・・・こんな風に話すとメーカーの方には叱られてしまいそうですが。。。。。。
防災時の訓練もしていなかったかもしれません。
こんな時だから、「羹になますを吹かない」程度に、マニュアルを見直すことも必要かもしれません。
地震の直前のことです。3月10日ごろだったと思います。
総務の担当者が、災害時のための保存物資の入れ替え作業をしていました。
「水」とか「乾パン」とかの消費期限が到来したとのことで、入れ替え廃棄処分を行っていたのです。
作業しているところに通りかかった時、「置いておきなよ!うちのフロアにおいておいていいよ。少々期限切れでも食べるから」等々の会話を担当者としたのです。
残念ながら、総務担当部長氏は、「みなさんの体調が悪くなったらいけないので捨てる」と。。。。。。
大変思いやりのある真面目な方なのです。
今回の地震を経験して思ったのは、
1.トイレのための「水」までは用意していないこと
2.揺れた時、机の下の「非常袋」の中のヘルメットをかぶったものはいなかったこと。(部下によれば、一人だけ被っていた人はいたとのことです)
3.ビルの外に出たものはいなかったこと。
起きた瞬間(揺れている最中)は、「どう対応するのか」指示は出しにくいものです。
小生の部署では、揺れの状況から、
①キャビネのそばに寄らないこと
②天井から落ちてきそうなものがないところにいること
・天井にはエアコンや蛍光灯などがあります
③机の下に潜る準備をすること
④窓枠のそばには近寄らないこと
などを指示しました
4.火の元の点検はしませんでした。
揺れている最中も揺れた後も火元の点検はしていないと思います。
消火器がどこにあるのかも知りません。
きっと、火のそばに置いてあるはずです。
5.揺れがおさまった時、経営幹部から「帰宅命令」が出ました
小生は
①緊急時だからこそしなければいけない仕事はどうなる
②電車(交通手段)がストップしている状況下、動くことは二次災害を呼ぶ
と言う思いで、オフィスに泊まることにしましたが。。。
みなさん、凄く帰りたがっています
6.明日以降の出勤体制の明確な指示を出さないまま(受けないまま)ほとんどの者が退社してしまいました。
7.外出中の者、休暇中の者とは連絡が取れなくなってしまいました。
①電話はストップしますから、連絡が取れないのが一般的です。
②深夜になって、ようやく自宅に電話がつながりましたが、帰宅していないとのことでした。
③翌日、各人の自宅に電話を小生からしましたが、彼らからかかってくることはありませんでした。
8.総務担当者が、早々と帰宅してしまったため、「防災用品」(毛布、食糧等々)は、鍵のかかったまま倉庫にありました。(肝心なときに使えないのです)
泊まることはあまり想定していなかったのかもしれません。。。。。。
9.週末は、みんな休みました。
我々の仕事は、休んでもそれほど影響のない仕事だと言うのがわかりました。
10.今回の地震は、大きな振幅の揺れでした。直下型の時の揺れ具合とは違いました。
地震のタイプを見極めて、動き方を考えることも必要です。
数え出したら、それなりに疑問符のつくようなことがあります。
よく考えれば「防災マニュアル」だったのです。
「防災時マニュアル」とか「被災対応マニュアル」ではないのかもしれません。
・・・・・こんな風に話すとメーカーの方には叱られてしまいそうですが。。。。。。
防災時の訓練もしていなかったかもしれません。
こんな時だから、「羹になますを吹かない」程度に、マニュアルを見直すことも必要かもしれません。
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