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電気ストーブをつけて、「朝まで生テレビ」を見てしまいました [無駄の効用かやっぱり無駄か]

月末の金曜日恒例の「朝まで生テレビ」を見ながら、このブログを書いています。

パソコンとテレビと電気ストーブをつけて、テレビを見ています。

テーマは、今回の大震災の対策および対応への批判合戦です。
復興のビジョンを語るわけではありません。


コメンテーター諸氏は、口から先に生まれたような優秀な方々ばかりです。
東京電力の営業部長氏が出演して、「計画停電」や「節電」の話をなさっていますが、
①すぐ話が拡散してしまう。
②我田引水的な持論にもっていきたがる方が多い。
③回転が速く知識の多いコメンテーター氏も営業部長氏のお話になるスピードにイライラしながらお聞きの様子です。
(せっかくだから、丁寧に聞いて上げてください)

番組全体を見渡すと、

①討論の途中で携帯電話をご覧になっていらっしゃる方もいらっしゃいます。
・・・ツイッターでしょうか
②被災地で避難生活をなさっている人に比べ、「他人事」のような生活話です。
③聞いている小生も、時々、討論の議題や趣旨を忘れてしまいそうです。
④政治家を論じても天下国家の話はありません


議論ぶりはと言うと

①「国難」に対応するには、今まで禁じていた議論も復活です。
・・・・・国債の増発は当然のような雲行きです。
「後世に借金を残すな!」と言う理由で従前から国債の増発を懸念されていらした皆さんも、国際増発賛成議論です。

「国難だから国債が増えました」と言うのも、後世から見れば説明にならないかもしれません。

②按配が悪い話は、すべて菅政権の責任です。
・・・・・「決めない」とか「マネジメントが悪い」と言う話で結論付けられてしまいます。

「民主党は聞く耳を持たない」と自民党の政治家氏は言い張っておられます。

③「電気代を上げればいい!」

④「電気は、貯められない」「西日本の電気は東日本の電気には周波数の関係で使えないから、西日本まで節電しなくてもいい!」

⑤「節電」「節約」ばかりでは、経済の成長も止まり、中小企業などには倒産も出ている。

⑥情報が伝わってこない。

⑦政治家が「法律の壁があってできない」と言うのはおかしい

等々、持論の延長線の展開もみられます。
よく聞いていると、

1.被災地及び被災地の復興の問題は置いてきぼりです。

被災地の方々は何を考えていらっしゃるのでしょうか・・・・・・
①短期的な希望
②中長期的なご希望
はいかがなんでしょうか

足下の悲惨さに目を奪われがちですが、津波に被害のことを考えたら、しっかりといたグランドデザインの話も必要です。
100年に一度の大津波を考えたら軽々と議論もできないようです。

※1896年 明治三陸地震  (11年3月21日読売新聞)


2.みなさん、東京近郊にお住まいですから、「東北」を身近に感じておられる方々ばかりのようです。
・・・・その割には他人事のような議論が多いようです。

①政府や学者が断定的なことを言ったら、マスコミが後で何を言うかわからない。
②原発の本当の状況がわかっていない。(まだまだ爆発の危険があるのではないのか)
③アメリカの80キロ騒動は50マイルという単位の問題。
④農作物の原産地表示が「県単位」なので、規制が厳しくなると、東京では野菜が食べられなくなる。

等々のクールなご意見も時々出てきます。

話が飛びまくっています。


今回の大震災の話を見聞きするにつけ、こういう時の行動や議論の優先順位はなんだろうか
とあらためて思ってしまいます

今、番組が終わりました。(26日4時23分)
早寝した方がよかったかもしれません。













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