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「GWの連休を地域毎に動かす」と言う話はどこに行ったのだろうか? [無駄の効用かやっぱり無駄か]

先日(2011年9月2日)の日経新聞:朝刊の「春秋」にこんなことが書いてありました。

「暇でも忙しくても、楽しくても悲しくても、1週間は7日で終わる。始まりと終わりがあるから気持ちを切り替え、また頑張ることができる。」

「どうやら日本の自動車業界の事情は違うようだ。世の中の電力需要が減る土日に工場を動かし、代わりに木金を休業日と定めて約2カ月がたつ。」

「評判は散々である。自分の会社が休みだといっても、そんな都合は顧客や取引先には関係ない。社外の会合も入り、役所には容赦なく呼び出される。」

「結局、事務部門は土日だけでなく木金も出勤し、仕事まみれの日々が切れ目なく続く。」

等々、なんだかよくわからないコメントが続きます。


かつて「GWを地域ごとに分けて連休にしよう」などとくだらないことを言いだした人もいました。
この時はあまり議論にならなかったようですが(実現もしていませんが)、



電力不足対応が喫緊課題のこの時期、この程度の不満を新聞が書いちゃダメでしょう。

「春秋氏」様はどのようなお仕事ぶりか存じませんが、そんな甘っちょろいことを言っていたら、世界のビジネスでは生きていけないことは、自動車業界の方々は百も承知のはずです。

今回の、「土日出勤・木金休日」の流れは、日本人の生活ぶりを大きく変えるチャンスです。
これくらい、少しの工夫で対応できるはずです。

土曜日が休みとなり週休二日が実現した頃、やはり同じようなことがありました。
時の経過とともに、社会が順応していくものです。

「工夫」という点を評価せず、一時の不満を問題にする「春秋氏」に違和感がありませんか?


こういうことから、徐々に日本の産業構造や雇用動向が変わってくるかもしれません。


電力不足が生み出した新手の構造変化かもしれません。歓迎しましょう!
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