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「八ッ場ダム」の必要性は何? [へっぽこ評論家。。。。「なぜ?」]

「八ッ場ダム」の話をすっかり忘れていました。

さる13日、流域6都県の知事が集まる会議の席上、国土交通省関東地方整備局が「ダム建設案がもっとも有利」とする総合評価案を提示したようです。

13日の新聞(夕刊)を見ていると、「他の代替案に比べると、コストがかからない」ということのようです。



長年東京に住んでいますが、この「八ッ場ダム」の話は、民主党が言い出して初めて知りました。

「コストがかからない」ことよりも、「なんで?(なぜこのダムが必要なのか!)」ということすら知らないまま事態は進展してしまう様相です。


そもそも計画は昭和27年に公表され、それ以来、作る、作らないと議論になっていたようです。
計画が発表されてからすでに60年が経っています。

7割の工事が終わっているのに、ここで建設中止となると
①負担金の返還
②新たな治水整備費用
③別の生活再建費用が必要
等々、確実に中止した方が費用はかかる という議論があるらしいのですが、

そもそもなぜ必要なのかよくわかりません
「災害なんていうのは100年に一度のレベルなので、まだ結果が出ていない」とでもいうのでしょうか。。。

ダム建設が主目的なのか、道路建設が主目的なのかもよくわかりません。
60年も経てば、事情や状況も変わってきているはずです。


東日本大震災で、電力需給の話がクローズアップされましたが、この「八ッ場ダム」は発電用の目的ではないようです。

また、東日本大震災で驚いたのは、東京23区の水がめは「金町浄水場」(江戸川)がメインらしいのです。
そこへこの利根川水系のダム建設です。

もし利根川水系に何かあれば、東京の人は水不足または水が飲めないという恐れもあります。
水資源についてのリスク分散はなされているのでしょうか?

110914_0912~01.jpg

「八ッ場ダム」については土地勘もなく、地元でもないので、なんだかよくわかりません。
また、東京の水道水事情の知識もいい加減です。


ただ言えるのは、みんなよく知らないのに「建設ありき」あるいは「建設反対」と言ったためにする議論のみがなされており、「必要かどうかはよくわからない」というもどかしさがあります

政治家やマスコミが囃し立てる話は、どうもこのレベルの話題が多いような気がしてなりません。










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