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緩い企業は慶弔事に厚い [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

人の死別にまでコメントすることは適切ではないのかもしれません。

先日のこと、わが社の「お偉いさん」のお父様がお亡くなりになりました。
確か90歳前後の方だったと思います。


回覧された訃報では、「香典・供花は辞退する」的なことが書いてあったような気がします。
しかし、総務担当の偉い人がルールだからと、金10,000円を集めにやってきました。
「またかよ。。。。」と思いつつ黙ってお金を払いました。


1週間もしないうちに香典返しが自宅に送られてきました。


ご本人ならまだしも、サラリーマンの方のお父様です。
「創業家一族」とでもいうような企業経営にお世話になったお方様ならいざ知らず。。。。。


かつては、そういうのは一般的でしたから、あまり不自然には思えませんでした。
しかし昨今では「虚礼廃止」や「香典辞退」という言葉が一般化しています。
また、それなりに「偉い方」なら、そういう世の中の空気も十分に把握されているはずです。

土地柄や、ご親戚との関係、宗教上のお立場もおありなのでしょうが、

・ご本人のご葬儀
・退職時の花束
というような時とは少し趣が違います。

・そして「思いやり」というには違和感があります。

なお、わが社には親睦会もあります。


ところで、数年前にあった小生の叔父の葬儀の時のことをふと思い出しました。
従兄弟が大阪市役所に勤めているのです。

葬儀の日、遠路、大阪市役所の方々数名がやってきました。
しかも山のような香典の束を持参していただきました。

その時思ったのは、
①この日の出張代はだれが負担するのだろう。
②こんな大勢の人が来て、仕事は大丈夫だろうか。
③「香典返し」が大変だ。
④同じように同僚や上司や部下の時もするんだろうなぁ。
と。。。。。

人のご不幸事を話題にするのはどうかと思いますが、
1.今、大阪市長選挙が燃え上がろうとしており、その時の一番の障害が「大阪市役所の職員」らしい。
2.お年寄りの最大の負担感が慶弔費だったりすることもあるらしい。
などと考えると、こんなことにもひとこと言いたくなってしまいます。




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