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名古屋市の市民税10%減税が評価されない理由 [少し政治的な話を。。。。]

日曜日(2012年1月29日)のテレビ朝日系の「報道ステーション」に名古屋の河村市長が出演していらっしゃいました。

彼の持論市民税10%減税

健在のようです。

しかしながら、
①あまり評価もされていない
②あまり評判も良くない
③成果が見えてこない

ということがあるようです。


彼の理屈はこうです。

行財政の改革が進まない。
「税収(収入)が減れば、おのずと無駄遣いが減る」と。。。。。


企業経営でも、家計でも、こういう理屈がうまくいくのでしょうか?

河村市長の理屈を数字で表すと

収入(税収) -  支出 = 0

収入(税収)×90% - 支出 < 0

こうなったら、支出を減らせばいい!
ということのようです。


最初から、支出を減らそうとしてもできないので、収入を減らすことを優先する。


おそらく企業経営者や家計を考えている皆さんなら、

収入 - 支出 > 0

というのが出発点のはずです。

企業なら儲け(利益)を出すことを考えます。
家計なら余裕(貯金)を増やすことを考えます。

収入が減ることに優先順位を置く限り、もうけも出なければ、家計の余裕(貯金)も生まれません。

やはり、「無駄な支出を削減すること」が優先順位一番なのです。


たかだか名古屋のことですから、どうでもいいのですが、
マスコミが、河村市長などに国政を語らせようとすることで、またおかしな政治状況が生まれてきてしまうような気がします。

河村市長が、今やらなければいけないのは、「支出を是々非々で減らす」ことです。

今の政治家がひ弱なのは、

①現場(実務)に疎い
②現場(実務)に詳しい腹心(番頭さん)がいない

ということに尽きます。



 


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