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「嫌われ役が強くする」:工藤公康投手の成功の秘訣 [企業経営の風景・裏付けのない経営学]

工藤公康・・・・プロ野球:西武・ダイエー・巨人・横浜球団を渡り歩いた名投手です。

引退した今年は、舌鋒鋭く、わかりやすい野球解説をなさっています。


昨日(2012.3.6)の日本経済新聞のスポーツ面コラム「スポートピア」で「嫌われ役が強くする」と書いています。

詳細は紙面に譲るとして、ストイック経営賞賛派としては、「やはり」と思わず頷いてしまいました、

言葉を拾ってみましょう。。。。。

1.頭でなく体で覚えこまされた。

これは、名将:広岡監督に対する評価です。


2.13年間で西武のリーグ優勝は11回。常勝と呼ばれたが、そこには“嫌われ役”がいた。

・広岡監督時代ならヘッドコーチ格の森昌彦(祇晶)

・森監督時代なら、黒江透修、近藤昭仁の各コーチ

「彼らはどんな時でも人をほめたりしない。」そうな。。。。。
「わざと嫌味を言うことで発奮させ、能力を引き出していた」のだと


3.勝負の世界は白と黒しかない。強き者になるためには、自分自身が理解できずとも、やらされ、やり抜かなければいけないこともある。

能力は他人に引き出してもらねばどうしようもない場合がある。


4.嫌みも含め、数々の試練を乗り越える中から野球への謙虚さが生じ、自分がすべきことを考え、勝てる野球生まれる。

野球は精神面が大きな割合を占めるスポーツ。嫌われ役がいることで、選手は常に緊張感を持って日々の試合ができる。


5.嫌がられるとわかってもそれを言うのが監督たちの仕事。決して選手から好かれることが大事だとは思わない。

選手は大なり小なりプライドを持ってプレーしている。ある者はほめ、ある者はけなす。。。。。




さすがです。

ただ、工藤投手だから言える。凡夫の自分には手が届かないというなかれです。
「なにくそ!」精神で、これでもかこれでもかというくらい叱られてみませんか?

もし、何も言われなかったり、何も言われなくなったとしたら、達観されたのか、期待されていないかのどちらかでしょう。

部下から好かれる上司であれば、・・・・・・・・です。

緩い時代が長く続きました。
少し「キツイ人間」になってみませんか!







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