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こういうのもパワハラなんですね。。。 [仕事についてのエトセトラ]

ネットのニュースを見ていたら、パワハラ訴訟の記事が目に留まりました。

埼玉県のある市議会でのことのようです。

市議会での答弁を巡り、議長(58)から怒鳴りつけられるなどのパワーハラスメントを受けて抑うつ状態になったとして、市の前部長(60)が議長に慰謝料150万円などを求めた訴訟のようです。

記事で見た範囲ですが、概要は、

1.議長は、昨年12月の市議会本会議で、部長が追加答弁のための文書を指定した時間内に作らなかったなどとして大声で叱責

2.市長が部長の答弁を中止させるなど紛糾。

3.休憩中に開かれた会派代表者会議で、議長は部長を大声で叱責し、答弁書の作り直しを命じた。

4.その後、本会議で再度、部長が追加答弁し、議案は可決された

5.総務委の予算審議の中で、同議案について担当課長の答弁漏れがあったことから、部長が呼び出され、同議長から「課長の答弁はなっていない。部長の指導がなってない」と叱責された。
(怒鳴りつけたり、市長への謝罪を命じた。)

※会派代表者会議の席上、副市長が人件費削減分を積算して議会に諮るべきだったと謝罪したのに対し、

議長から「副市長にそういうことを言わせるのか。部長が言うことだ」と怒鳴られた
その後、常任委でも怒鳴られたほか、議長室に呼び出され、市長への謝罪を命じられたり、「議案が通らなくなってもいいのか」と脅されたりしたという。

6.部長は議会後、不眠状態が続き動悸(どうき)などのため、病院を受診。
抑うつ状態との診断を受け、同年12月9日から1月23日まで仕事を休んだ上、3月末で定年退職した。

7.原告側は「原告が被告に反抗できないことを知りつつ、他人の面前で大声で怒鳴りつけたり、脅迫するのは人格権を侵害する違法行為だ」と訴えている。

8.部長は今年3月末で定年退職。口頭弁論終了後の記者会見で「議長の行為は度が過ぎ、職員がやる気をなくす。判例を出して、こうしたことが二度とないようにしたい」と述べた。

ということのようです。



少し想像してみましょう。

1.この議長は、日ごろから、恫喝するかのような発言の目立つ方だったのでしょう。
しかしながら、議長として選出されたのですから有力者だったのかもしれません

2.60歳部長氏。定年間際まで部長をなさっているのですから、よほどやり手だったのでしょうか。。。。。

3.議会で答弁するくらいのお立場の方なら、これくらいの恫喝めいた発言はかわしていかなければいけません

4.市長とか他の議員とか、どなたも、かばったりしなかったのでしょうか。。。。



うつ病と診断されるくらいですから、「精神的苦痛」の程度も相当なものだったのでしょう。

議会の運営が紳士的であったかどうかはよくわかりませんが、しかし、何でもかんでもパワハラと訴えられてしまうのもどうかという気もします。

働くということは、「タフさ」というのも必要なのです。
特にそれなりのお立場の方には。。。。。




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