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だから「報告」されないのです。。。。 [仕事についてのエトセトラ]

企業文化の中では「報連相」(ほうれんそう)が叫ばれる企業が多いと思います。
しかし、この「報告」「連絡」「相談」というのがなかなかできないのです。

なぜできないのか?
どうしてしないのか?

ということを少し考えてみましょう。


先日、わが社でこんなことがありました。
ある社員のルール違反についての会議です。

出席者は、10人程度です。議論が進む中、その中の二人から、
「やはり報告しないのが良くない」
「どうして報告しなかったのか?」

的な発言がありました。
その中の一人は、「報告すること」が口癖です。


なぜ、「報告しないのか?」ひも解いてみましょう。

1.そもそも報告すべき事項だと気づいていない

今回の事案は、内部検査で発覚したのですが、かつての検査ではこういうことはなかった。
しかしながら、後から考えたら、たまたまかつての検査の時には見つからなかった可能性がある。

つまり、「そのことが悪いこと」「いけないこと」だと気がついてないのです
もしそうだとしたら、「報告しなければいけない」などとは思いもよらないはずです。

もっと言えば、「昔からやっていた」「ほかの人もやっている」という相対的な善悪感があるのかもしれません。

2.報告したくない

報告すれば叱られる。
報告しても解決しない。

と、報告の相手を信用・信頼していない。
あるいは、この程度のことは報告しなくても解決できると考えている。

ということが、あげられます。


この手の会議でうんざりするのは、

①ルールが不明確であること。

②ルールが徹底されていないこと。

③「いそがしいので同情する点もある」と考える人が多いこと。

④そもそもそのルールがワークするかどうか検証なされていないこと。

⑤現場の実務(含むルール)を知らない人が多いこと。

⑥類似事案の確認・検証がなされてないこと。

⑦事務局において、議論のストリーが組み立てられていないこと。

です。


こんな会議ですから、結局、

①結論がよくわからない。

②ワークする再発防止策が語られない。

③時々、極論が語られてしまう。


ということが起きてしまいます。


さてさて、皆様の周辺ではいかがでしょうか。。。。。。。


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