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ある老舗企業の倒産 [裏づけのない経営学]

また老舗企業の倒産の知らせが入ってきました。

業歴50年以上の企業ですが、「やはり。。。。。」です。


この企業とお取引したのは10数年前のことでした。
とある県の商工部から、「県も応援するので、応援してほしい」と要請を受けました。

特許もあり、マスコミでも採り上げられ、隙間とはいえそれなりに面白い企業でした。

ただ、気になったことが二つ。

一つは、社内組織がよくわからないとともに、スカウトしてきた営業役員が退社してしまったこと。

・・・・・要は、オーナー経営者のワンマン経営。


二つ目は、社長はことあるごとに「いい話しかなさらない」ことです。

・・・・・そのいい話とは
 ①霞が関の〇〇さんが応援してくれていて、どこどこを紹介してくれた。
 ②大手商社の××が、販売窓口になってくれる。

というようなことです。
「胡散臭い」香りがしてきてしまいます。

この手の話は「どこまで続くのだろう」と思ってしまいます。


何が必要だったのでしょう。

地道な販売努力と着実な実績です
時々は「工夫」というような調味料を振りかけながら。。。。

〇〇さんが、××株式会社がという話だけなら商売は続きません。
「それがどうしたの?」と言いたくなってしまいます。

技術のような特長をお持ちの企業や地道な企業はそうそう破綻することもありません。
背伸びをしたら終わりです。

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