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「観光カリスマ」という制度をご存知ですか [鈍感日本人への警鐘]

観光庁のホームページを開くと、「観光カリスマ」というのが出てきます。

ホームページの文章を借りると、
従来型の個性のない観光地が低迷する中、各観光地の魅力を高めるためには、観光振興を成功に導いた人々のたぐいまれな努力に学ぶことが極めて効果が高いと考えられます。そこで、各地で観光振興の核となる人材を育てていくため、「『観光カリスマ百選』選定委員会」を設立、その先達となる人々を『観光カリスマ百選』として選定し
たもののようです。

全国で100人の観光カリスマが選ばれています。
その多くは民間企業や団体の代表者で、自らリスクを取って、ちゃんと「企業業績」という形で結果を出された方が選ばれています

ところが、中には地方自治体の長が選ばれているケースがあります

友人がそこに住んでいるので実情を聞くと、「困っている」と。。。。。

つまり、
①自らリスクを取ることなく税金をバックに甘い話をする傾向がある
本来やらなければいけない行政の仕事に無関心である。
本来業務に注力する自治体の職員が評価されない
④本人は、上京と講演活動が多い

ということが起きているようです。

観光より優先することがあるはずです。
過疎化に歯止めをかける政策なのに、若者の雇用の場もなく過疎化が進行するばかりです。
「観光」というのはわかりやすい言葉ですが、選ぶべき人には相応の配慮が必要です。

「観光カリスマ」の制度の是非は別として、行政の長を選んでしまったために行政にバイアスがかかってしまったという弊害が生まれてしまったようです


任期や期限があるのかはよくわかりませんが、本来の役割はいったいなんだったのでしょうか。。。。

「行政の長」も「観光カリスマ」も。。。。。

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