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ある地方のNPOの話~この「補助金」は正常なのか。。。。 [少し政治的な話を。。。。]

先日、とある地方のあるNPOから「数字を見てくれ」的な依頼をされました。
素人が足元の事業にまい進してきたので「経営」を勉強したいという趣旨のようです。

何よりも事業実績を見て驚いてしまいました。
収入の35%以上が補助金です。

来期は新しい事業をしたいのだが、「〇長が補助金をとってくると言ってくれている」との説明です。
〇長とはその地域の首長のことです。

他の「町づくり・村づくり」の事業も似たようなものらしい様子です。

東京にいると「子育てが大変」「年金の給付額が減る」「介護が大変」「老後が心配」等々にどうしても目が行ってしまいますが、この地方では「補助金」が住民にやさしいようです。

「補助金頼みでいいのか?」と心配する向きもありますが、選挙ではそういう対抗馬は人気があるとは言えません。

「どうせわずかな補助金なのだから気にするな」という人たちもいらっしゃるかもしれませんが、数が増えれば問題です。
しかも、
・自己資金や借入金などを主体に事業を行う人たち
・「補助金」になれた人たち
の公平感にはやるせないものがあります。

「箱もの補助」から「事業補助」に形を変えた大盤振る舞いが起きているのかもしれません。

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