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「僚店研修」のすすめ (仕事の仕方のレベルアップ) [仕事についてのエトセトラ]

支店を任された時には必ずやったことがあります。
大きな組織にいたため、「やりやすかった」と言えばそれまでですが。。。。。

それは「僚店研修」です。

つまり、A支店のスタッフをB支店に研修に行かせるのです。

銀行は転勤が多い職場ですが、地方の支店の事務スタッフはどうしても他の支店の実情まではわかりません。

マニュアルが徹底されているとはいえ、その支店独自のやり方が定着してしまっているものです

転勤で入れ替わった人たちも「郷に入っては郷に従え」的に、違和感があっても特に不満も言わず、そのうちすっかり慣れてしまいます


そのため、異動のない地元の社員を中心に他の地域にある支店に見学に行かせるのです
特に東京の研修センターで研修がある時などは、日程を追加して、
①他の支店によらせる
②本部(本社)に挨拶に行かせる
③事務センターなどの見学をさせる
ことを追加しました。


スケジュール的には、
①現地(他の支店)に入るのはお昼前。
※昼食を現地のスタッフと一緒に食べるようにしてもらいます。
②必ず「夕礼」に参加(どんな打ち合わせをしているか盗ませます)

③翌日の「朝礼」にも参加させます。
※昨日の「夕礼」との違い・連続性も確認させます。
④昼食を食べてから解放させます。

そして内容的には、
整理整頓ぶりの確認
事務のまわし方(流れ)の把握
什器・物品の配置ぶり
を確認させます。

なお、帰社(店)したら、必ず報告会を開きます。
そのためにも「写真」を撮ってくることを課します。


報告会で気づくことは、
徹底的にマニュアル化された職場であっても、
理解度
工夫の度合い
が異なるということを報告してくれることです。


なお、留意点は、

①出張先は、必ずトップが決めることです
※任せておくと、観光地とか行ったことがないところを選びたがる社員が多いことです。
午前中に出発し、お昼までに到着できる(時間)距離のところを選びます。
③必ず「トップ」が先方の「トップ」に挨拶しておくことです。
ペーパーで依頼をしておくと、先方の内部にも徹底しやすいようです。

おもしろいのは、主婦の方ほど喜んで出張に応じてくれることです


銀行のように支店が多いところはこういうこともやりやすいのですが、そうでない企業の場合は、

本社と工場とで行う。
親会社または子会社との間で行う。
仕入先・販売先との間で行う。
ことです。

実現可能性があるかどうかはよくわかりませんが、「仕事の流れの中での改善点」が見つかるかも知れません。
いわゆる「次の一手」「小さな親切大きなお世話」を発見できたりするものです。


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