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「すき家」は経営の教科書 [裏づけのない経営学]

皆さん少し街を歩いてみてください。
さまざまの看板の中に印象に残ったものにはどんな看板がありましたか?

「コンビニ」「ファーストフード」「銀行」「牛どん屋」さんの看板はくどいくらいありますね。


その「牛どん屋」さんの中でも、「すき家」というお店が、今話題になっています。
私がよく見るお店には、春先から、
・「一部メニューの提供ができない」
・「設備の入れ替えを行っている」
・「従業員募集」
などの紙が貼ってありました。

しかも有名店だというのに、
・店頭客が極端に少ない。
・店頭ガラスが汚れている。
・店の中が雑然としている。
というらしくない景色が目に入ってきたものです。

仕事柄、私の場合は、経営ぶりをチェックするときには、やはり「ひと」「もの」「かね」の切り口で見る癖がついてしまっています。

例えば、

1.「ひと」~経営者や従業員さんの状況(働きぶり等々)

2.「もの」~「製品」「商品」「店舗」「工場」などの状況

3.「かね」~資産・負債の状況、資金調達の状況、金遣い、儲けぶり等

と言った切り口です。

すき家の場合は、年商4,684億円、当期利益11億円(2014年3月期)の東証第一部の上場企業ですから、そうそうお金の面で苦労なさるとは思えません。

ただ、「ひと」の面では、「労働環境改善に関する第三者委員会」の厳しい調査報告書が出されたばかりですから、想像に難くない部分もあります。

また、「もの」の面では、さっきあげたような店舗の状況が続いています。著名タレントを使ったテレビCMも最近は見かけないようです。


経営ぶりの評価は成り行きに譲ることにしますが、もし「店舗をもって商売」をなさっている方、あるいはこれからなさろうとしている方に置かれましては、わが身のこととしてこの牛どん屋さんの状況を評価なさってみたらいかがでしょう。。。。。

きっと「経営のよき教科書」になるかもしれません。

結果の如何を問わず、その成り行きを自らの目で検証していける大きなチャンスかもしれません。

企業経営というのは、順風ばかりでもありません。また、逆風ばかりでもありません
この「すき家」さんが、どう業況を挽回していくのかこの目で見ていくことも楽しいことではないでしょうか。。。。

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