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中小企業は「効率化」よりも「合理化」を! [裏づけのない経営学]

一昨日(2014.11.25)の読売新聞の一面に日本商工会議所の三村会頭のお話が載っていました。

「円安弱者にも恩恵を」と題し、「アベノミクスのメリットを多く享受するグループと、あまり受けていないグループがあることだ。後者は中小企業と地方だ。」と。。。。。

対策としての処方箋は、
まず中小企業自らが省エネや業務の効率化を進める努力をしなくてはならない。」と。。。。。


私の考えは違います。

言うは易く実行は難しいのが現実ですが、「効率化を求める」のはずーっと後にしてください

以前にも書きましたが、

効率化=手順省略

だからです。

「零細企業のままでいたい」のなら別ですが、この程度では新興のアジア諸国の企業に負けてしまいます。

必要なのは、

合理化=理にかなった経営

です。

手順省略は、結果的に「品質を落とす」ことにつながります

生き残る中小企業の強みは「品質」とか「質感」なのです

「品質」「質感」を維持するには、「理にかなった」仕事が最重要なのです


具体的には、

仕事に手を抜かない

責任ある立場の(報酬の多い)人ほどたくさん仕事をする


こういう企業には、「男女の区別」とか「年齢の区別」とか「学歴の区別」とか「人種の区別」などはないものです
本当に「実力・人物本位」なのです。

私の見てきた優秀な中小企業の多くは、こういう企業でした


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