SSブログ

「お歳暮」の「お礼」と「もらい方」と「送り方」 [無駄の効用かやっぱり無駄か]

昔々のことでした。

若い私にもお取引先から「お歳暮」をもらうようなことがありました。

その時は、「社会通念・常識の範囲」ということでちゃっかりいただいていました

礼状などを出すこともなく、訪問した際とかご来店の際にお会いした方にはあまり目立たないように「気を使っていただいてすみません」程度の挨拶をしていました。

※何となく後ろめたい気持ちがあったのは事実です。
でも、「いただいたから」という理由で手心を加えることはありませんでした。


そのうち「倫理規定」というのが厳格に定められ、運用されるようになったことから、それを催促にもらうこともなくなってしまいました。


仕事の関係では「中元・歳暮」を個人的にいただくこともなくなりました。

届けられたら返す

「いただかない」ことをお取引先には徹底した

ことの効果も大きかったと思います。


でも、当方から、お世話になった方には「中元・歳暮」を差し上げることはありました。

そういう時、気の利く方からは、礼状が届いていました。

時に、印刷した文書に自署したもの

そして、「手書きのはがき」に「〇〇内」と署名されたものとか。。。。。


ビジネスの中の大人」なんだなと少し感動したりしました。



実は、最近でも、個人的な関係では、「中元・歳暮」的なもののやり取りは少しばかりしています。

ただ、
・時期はそれぞれ
・季節の特産品等々
のやり取りが中心です。

そういう際には、
〇お礼の電話をする
〇お礼のメールをする

〇そして、タイミングを見ながら・計りながら何かを差し上げる

ようにしています。

手書きの礼状を書くこともありますが、なんだか億劫になってしまいました。


お返しするときは、金額的にも、回数的にも。あまり気にしないようにしています。
まぁ、「季節の便り」としては時々楽しいこともあったりします。


でも、本音を言うと、

①「お礼」または「届いた連絡」はほしい。

②「即、別のものを送り返される」というのもなんだか味気ないものです

③感想を添えない「お礼優先」のお礼もなんだか惨めです

④失礼ながら「いらないもの」をいただくのも戸惑ってしまいます


ただ、「倫理規定」や「経費節減」の徹底から、「中元・歳暮」に向けられていた企業消費はずいぶん減ったんだろうなぁ!などとしみじみと思ってしまいます。

たぶん、定番の3,000円、5,000円、10,000円などといった「箱もの」は売れなくなっているのかもしれません。


季節の風物詩がなくなる寂しさはあるものの、そもそも、いただかなくても困ることもないか。。。。。



PC021811-01.JPG




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0