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「大阪都構想」の住民投票の年代別賛否がおかしいという分析がある [少し政治的な話を。。。。]

昨日の「大阪都構想」の住民投票について、「年代別の賛否がおかしいのではないか?」という話があります。

一部に「高齢者が『反対』の犯人だ!」的に伝わっていますが、70代以上の世代のあの程度の反対で賛否が決まるのか?と思われた方も多いはずです。

出口調査による世代別のデータがいち早く出たために、「高齢者悪玉説」が出たようですが、若い層の投票率はどうだったんだろう?と素朴に思わずにはいられません。


どなたかのブログに

【謎】大阪都構想の住民投票の世代別の賛成・反対投票率がどうも妙な件。

[本]http://life-hacking.net/tokoso-touhyou-nazo/

と題したシミュレーションがありますが、

彼の分析によると、

可能性1.年代別賛成率の報道が誤りであった

出口調査が特定の箇所に偏っていたなどという理由から、この報道が誤報であったという可能性が考えられる。

可能性2.世代論へのすり替えが行われた

投票結果は、区によって大きく異なりましたが、その原因が、その各区の特性に因るところであると報道しづらかったため、世代別投票率でごまかしたという可能性。

可能性3.そもそも開票結果が誤っている

何らかの意志によって、開票結果が捻じ曲げられたという可能性。

※年代別データは「出口調査」によるものですから。。。。。「開票結果が捻じ曲げられた」わけではありません。(そもそも、投票は年代別や男女別ではわからないはずです)

なかなか面白い分析です。



なお、18日放送のNHK「クローズアップ現代」(19:30~)『地方自治はどこへ ~「大阪都構想」が問いかけたもの~』では

「税収の低い行政区は反対票が多かった」

と解説していたようでした。



ニュースで見る大阪の街頭インタビューでも、「橋下市長を高く評価する」というコメントは多かったようですが、

投票に行った
賛成票を投じた
他人にも賛成するよう声をかけた
そもそも大阪市民であったかどうか不明

というようなところに素朴に疑問が残りました。


結果について関心を持った人が多かっただけに、

議論のプロセスや賛否投票の実態が丁寧に報じられることを祈念します


もしミスリードがあったとしたらなんだか寂しくなってしまいます。

P5092340-01.JPG


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