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「意見を言おうよ!」 (~自民党若手議員さん) [無駄の効用かやっぱり無駄か]

議論の切り口として「極論」があると次の話が進みやすいものです

ところが、何も意見が出ないままその極論がその場の結論のように伝わってしまうと、そこには、 「ちょっと違うかな?」

という違和感が残ったままになり、後になって激論(ああだこうだ)が起きてしまったりするものです。



この週末は、6月25日に行われた自民党若手議員の勉強会「文化芸術懇話会」で「報道機関に圧力をかけるような発言が出た」とマスコミ的には大騒ぎでした


結果として、自民党は「同会代表の木原稔(きはら・みのる)氏(衆院熊本1区、当選3回)を党青年局長から更迭した」とか。。。。。。


講師の作家:百田尚樹氏の「沖縄の二つの新聞社をつぶさないといけない」と言う切り口からスタートし、
安全保障関連法案に批判的な報道機関を念頭に、出席議員から
マスコミを懲らしめるには、広告収入がなくなるのが一番だ。経団連に働きかけていただきたい
悪影響を与えている番組を発表し、そのスポンサーを列挙すればいい
といった声が上がったという展開だったようです。


質疑応答での議論で時間的制約もあり、発言が一人歩きしたのかもしれませんが、仮にも選ばれた国会議員の皆さんの勉強会です

誰かが、「それおかしいのじゃないのか?」と質問したり、反論してしかるべき問題だったのではないでしょうか!


勉強会には、9月の総裁選に向けて、首相に近い議員ら40人弱が集まった。『真の政治家』になるための教養を学ぶのが設立目的というが、あまりにレベルの低い言動には驚かされる。」(読売新聞社説 6月27日)

地元紙に対する今回の百田氏の批判は、やや行き過ぎと言えるのではないか。」(読売新聞社説 6月27日)

権力を監視し、検証して批判する。民主主義国の新聞やテレビならば当たり前の仕事である。それに対して、政権与党の議員が「反論」でも「批判」でもなく、「懲らしめる」というのだから恐れ入ってしまう。」(朝日新聞社説 6月27日)

百田氏は私人であり、百田氏の発言を批判するのは筋違い」(辛坊治郎氏 6月27日)

等のわかりやすい整理もあります。


勉強会と言いながら、聞きっぱなし、言いっぱなしにしていた自民党若手議員の皆さん大丈夫ですか


確かにありがちなことではありますが。。。。。。。

P6220200-01.JPG


※実態を聞くと・・・・・・だったのかもしれないけど、政権を担う自民党の若手議員さんたちですから、そこのとこよろしく


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