たまには「保険」のことを考えてみる [保険の話]
昨日(150826)の朝刊のトップの見出しは「生命保険」の話でした。
せっかくの機会ですから、「保険」の話をしてみましょう。
企業なら保険料の損金算入など税金の問題もいろいろありますが、私の経験に照らしながら、普通のサラリーマン向けにお話ししましょう。
「保険」のセールスを受けたり「保険の見直し」を感じたら、こんな話をいわゆる「保険屋」さんになさってみてはいかがでしょうか?
なお、保険を考えるにあったては、
①保障内容 (どんな時にもらえるか)
②「受取人は誰なのか?」 (もらう人のこと)
③保険料の負担 (保険料が払えるか)
という三つの切り口があります。
※「貯蓄性」などというのは後で考えましょう。
そして、保険には、三つの種類があります。
①第一分野と呼ばれる「生命保険」
・いわゆる「死亡保障」というものです。
・形式としては、お尻を決めておく「定期保険」と生涯保障という「終身保険」があります。
多くの保険がこの組み合わせで作られているケースが多いようです。
・受取人は「ご遺族」です。
②第二分野と呼ばれる「損害保険」
・事故が起きた時に支払われる性格のものです。
「ホールインワン」も保険業界では「事故」と呼ばれます。
・具体的には自動車保険や火災保険や賠償保険などが該当します。
・受取人は「被害者」です。
③第三分野と呼ばれる「医療保険」、「介護保険」です
・病気になった時の医療費支援のための保険です。
・代表的なものに「がん保険」というのがあります。
・受取人は「あなたご自身」です。
若い頃は、
「もし万一不測の事態になったら、家族のために!」ということで、「生命保険」に目が行きがちでした。
もっと言えば、そういう雰囲気のなかで「とりあえず、保険に入っておこう!」という意識が強く働きます。
「まさかの時のために」といいつつ、「とりあえず」だった方も多いはずです。
お子様が成長され、就職して自活されるようになると、
「家族のため」というニーズは薄れてきます。
ただし、「保険をやめたそばから、もし必要になったらどうしよう?」という不安が持ち上がってきます。
でも、ご心配することなかれ、ご家族(=ご遺族)は、すでに自活されていますから。。。。。
しいて言えば、「奥様のことが気がかりで。。。。」という愛情が頭の中をよぎります。
その時は
①「パートに出ていただくもよし」
②「少しは貯まった預金を取り崩すもよし」
③そうこうしているうちに「年金の受給時期」がやってきます。
どうしてもご不安な方は、「年金受給時期」を終期とした生命保険にお入りになっておけばよいことです。
少しだけ生命保険をお残しになり「これが葬式代」と笑って話される方も数多くいらっしゃいますが、
ご預金があれば、わざわざ生命保険に頼ることも必要ありません。
そんなに派手なお葬式をしなければ済むことです。
使途自由な「定期預金」のほうが使い勝手がいいものです。
あえて言えば、
①相続税支払いのためにキャッシュが必要
②資産を特定家族に残したい(名宛して残す)
という方には、生命保険はお薦めです。
熟年になった皆様に、保険についてのメッセージを贈るとしたら、
①子育てが終わったら生命保険(死亡保険)は不要
②「とりあえず」から「生活・人生の応援団」(コスト)へ
ということでしょうか。。。。。。
それから「損害保険」も昨今は特に重要性が叫ばれるようになりました。
〇車を持ったら必ず「自動車保険」に!
・「対人」「対物」は「無制限」になさっていますか?
~鉄道事故を想定するといいそうです。事故を起こしたら「破産」ということのないように。。。。
〇家を持ったら必ず「火災保険」に!
・「自分は火事は出さない」と言っても、類焼(もらい火)ということも考えられます。
住宅ローンのある人は必ずセットされているはずです。
〇なにかと「訴訟」の時代です
・「個人賠償」保険には必ず入っておきましょう。
単独で入らなくても「火災保険」「自動車保険」にセットすることができます。
年間保険料は家族型でもとても安いものです。
「自転車で云々」というようなことも多いですからこれは必要です。
・ご商売をなさっている方なら「施設賠償」などという保険も必要です。
「お店でお客さんが転んでケガをした」ということもあるものです。
CMに踊らされてしまうのが「医療保険」です
・国の「高額療養費制度」というものもありますから、必ずしも必要ではないと言っても過言でもありませんが、「安心して治療を受けられる」という妙な安心感もあります。
最近では「入院日数は減った」「さびしい個室を避ける方も増えました」ので入院費は必ずしも多くはないとも言えます。
こんな話をしていると、
〇「保険屋さんのために働いている」わけじゃないやい!
〇素人のお前に言われる筋合いではない!
とお叱りを受けそうですね。
ここのところ私の身の回りで「保険」に助けてもらったことが多かったことから、少し私の持論を述べさせてもらいました。
また、「保険屋さん保険コンサルタントさんも意外と知らない」ということもあったりするかもしれません。「こんな考え方もある」ということで「保険を考えるとき」のご参考にしてください。
「いつ入ればいいのか?」とか「契約者変更」等々テクニカルな話もありますが、その話はまたの機会に。。。。。
保険会社の利益、保険会社の人のお給料を考えると、それにしても「保険料」は高い!
せっかくの機会ですから、「保険」の話をしてみましょう。
企業なら保険料の損金算入など税金の問題もいろいろありますが、私の経験に照らしながら、普通のサラリーマン向けにお話ししましょう。
「保険」のセールスを受けたり「保険の見直し」を感じたら、こんな話をいわゆる「保険屋」さんになさってみてはいかがでしょうか?
なお、保険を考えるにあったては、
①保障内容 (どんな時にもらえるか)
②「受取人は誰なのか?」 (もらう人のこと)
③保険料の負担 (保険料が払えるか)
という三つの切り口があります。
※「貯蓄性」などというのは後で考えましょう。
そして、保険には、三つの種類があります。
①第一分野と呼ばれる「生命保険」
・いわゆる「死亡保障」というものです。
・形式としては、お尻を決めておく「定期保険」と生涯保障という「終身保険」があります。
多くの保険がこの組み合わせで作られているケースが多いようです。
・受取人は「ご遺族」です。
②第二分野と呼ばれる「損害保険」
・事故が起きた時に支払われる性格のものです。
「ホールインワン」も保険業界では「事故」と呼ばれます。
・具体的には自動車保険や火災保険や賠償保険などが該当します。
・受取人は「被害者」です。
③第三分野と呼ばれる「医療保険」、「介護保険」です
・病気になった時の医療費支援のための保険です。
・代表的なものに「がん保険」というのがあります。
・受取人は「あなたご自身」です。
若い頃は、
「もし万一不測の事態になったら、家族のために!」ということで、「生命保険」に目が行きがちでした。
もっと言えば、そういう雰囲気のなかで「とりあえず、保険に入っておこう!」という意識が強く働きます。
「まさかの時のために」といいつつ、「とりあえず」だった方も多いはずです。
お子様が成長され、就職して自活されるようになると、
「家族のため」というニーズは薄れてきます。
ただし、「保険をやめたそばから、もし必要になったらどうしよう?」という不安が持ち上がってきます。
でも、ご心配することなかれ、ご家族(=ご遺族)は、すでに自活されていますから。。。。。
しいて言えば、「奥様のことが気がかりで。。。。」という愛情が頭の中をよぎります。
その時は
①「パートに出ていただくもよし」
②「少しは貯まった預金を取り崩すもよし」
③そうこうしているうちに「年金の受給時期」がやってきます。
どうしてもご不安な方は、「年金受給時期」を終期とした生命保険にお入りになっておけばよいことです。
少しだけ生命保険をお残しになり「これが葬式代」と笑って話される方も数多くいらっしゃいますが、
ご預金があれば、わざわざ生命保険に頼ることも必要ありません。
そんなに派手なお葬式をしなければ済むことです。
使途自由な「定期預金」のほうが使い勝手がいいものです。
あえて言えば、
①相続税支払いのためにキャッシュが必要
②資産を特定家族に残したい(名宛して残す)
という方には、生命保険はお薦めです。
熟年になった皆様に、保険についてのメッセージを贈るとしたら、
①子育てが終わったら生命保険(死亡保険)は不要
②「とりあえず」から「生活・人生の応援団」(コスト)へ
ということでしょうか。。。。。。
それから「損害保険」も昨今は特に重要性が叫ばれるようになりました。
〇車を持ったら必ず「自動車保険」に!
・「対人」「対物」は「無制限」になさっていますか?
~鉄道事故を想定するといいそうです。事故を起こしたら「破産」ということのないように。。。。
〇家を持ったら必ず「火災保険」に!
・「自分は火事は出さない」と言っても、類焼(もらい火)ということも考えられます。
住宅ローンのある人は必ずセットされているはずです。
〇なにかと「訴訟」の時代です
・「個人賠償」保険には必ず入っておきましょう。
単独で入らなくても「火災保険」「自動車保険」にセットすることができます。
年間保険料は家族型でもとても安いものです。
「自転車で云々」というようなことも多いですからこれは必要です。
・ご商売をなさっている方なら「施設賠償」などという保険も必要です。
「お店でお客さんが転んでケガをした」ということもあるものです。
CMに踊らされてしまうのが「医療保険」です
・国の「高額療養費制度」というものもありますから、必ずしも必要ではないと言っても過言でもありませんが、「安心して治療を受けられる」という妙な安心感もあります。
最近では「入院日数は減った」「さびしい個室を避ける方も増えました」ので入院費は必ずしも多くはないとも言えます。
こんな話をしていると、
〇「保険屋さんのために働いている」わけじゃないやい!
〇素人のお前に言われる筋合いではない!
とお叱りを受けそうですね。
ここのところ私の身の回りで「保険」に助けてもらったことが多かったことから、少し私の持論を述べさせてもらいました。
また、「保険屋さん保険コンサルタントさんも意外と知らない」ということもあったりするかもしれません。「こんな考え方もある」ということで「保険を考えるとき」のご参考にしてください。
「いつ入ればいいのか?」とか「契約者変更」等々テクニカルな話もありますが、その話はまたの機会に。。。。。
保険会社の利益、保険会社の人のお給料を考えると、それにしても「保険料」は高い!
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