SSブログ

「安保法案」の受け止め方 [少し政治的な話を。。。。]

「安保法案」の考え方については以前も書きました。

※「安保法案」の議論はなぜわかりにくいのか。。。。

 http://beniha.blog.so-net.ne.jp/2015-06-25


ここのところ、
①与野党の国会戦術
②国会周辺でのデモ
に光が当たりすぎて少しわかりにくくなっているので、自分なりに受けとめ方を整理してみました。


切り口は次の3つのような気がします。

1.「日本国憲法の建付け」とこの「安保法案」があっているのか?

つまり、「合憲か違憲か」を議論する人たちがいます。

こういう重要法案の合憲性が整理されずに議決が行われると、その他の懸案事項もこの調子の議論がまた起きてしまいます。

ひょっとしたら、「合憲・違憲」を問うことなく法律ができたり改正されたりするリスクがついて回ります。

「違憲」を主張する「憲法学者」の方が多いようですが、彼らは法案の内容の是非を言っていることではないことには留意する必要があります。

※「憲法を改正して法案審議を行うのならよい」という方もいらっしゃいます。


2.この「安保法制」が必要かどうか?

①安倍首相はアメリカ議会で「夏までに安保法制を成立させる」と演説なさいました。

 日本国民にはまだ浸透していないにもかかわらずです。

②中国、韓国、北朝鮮などの挑発にも思える対応に具体的に備える方策も必要かもしれません。

③アメリカは「もう日本の面倒は見ない」ということかもしれません。

④国際貢献活動への自衛隊派遣についての不明確なルールをはっきりする必要があるのかもしれません。

⑤そもそも「個別的自衛権」と「集団的自衛権」の区別の整理が十分できていないのかもしれません。

※「個別的自衛権の範囲」内なのかどうかもよくわかりません。

⑥これらと相俟って、この法案の具体的イメージが理解しづらいことも混乱の原因になっているようです。


3.「与野党の国会戦術」や「デモ」などにマスコミの光の当て方が強まっているせいかもしれません。

「国会戦術」や「デモ」や「新聞各紙のスタンス」などを比べるように報道するのではなく、「安保法案」の本質について伝えていただきたいものです。



週末は、テレビ各局の「ワイドショー」番組がたくさんあります。
さて、どういう議論がなされますでしょうか。。。。。


政治学者などのコメンテーターと言えども「人の子」「人の親」のはずです。
そういう身近な話題として議論するのか?大所高所から冷静な議論をなさるのか見物です。

※平成27年(2015年)9月19日午前2時18分 参院本会議で可決されました。
国会議員の皆さんがどこまで理解されているものなのでしょうか。。。。




nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 0

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント

トラックバック 0