日本の経済を支えてきたのは「ものづくり」 [みんなうすうす気づいている]
江戸時代には「士農工商」という制度があったようだ。
士~政治・行政等国を治める支配階層
農~生活を維持する食料の生産者
工~生活を便利にする「もの」つくり屋
商~流通やサービスを提供する人たち
ということなのかも。
しかも、士農工商を語る時には、
・それぞれの階層の人口規模(ボリューム)は不明
・なぜ、士農工商と言う序列だったのかも多くは語られず
という素朴な議論も必要です。
今の日本にこの「士農工商」的な区分けをするとどうなりますでしょうか?
●テレビマスコミは「商」(もの売りとサービス業)を中心に取り上げ
●コロナ禍で一番被害を受けているのはどの階層なのかの議論は少ない
●マスクもワクチンも作れない「ものつくり」の位置づけをどうみるのか?
●エッセンシャルワーカーやボランティア組織の位置づけはどこにあるのか?
そして、考えなければいけないのは、
●「コロナで観光業者がたいへん」と言ったところで「士農工商」の「商」の部分ではないのか?
●「農業」と言うもののはた目から見れば「遊びのような」自給自足的ものまで「農業」と呼んでいる
今日本社会、行政が考えなければいけないのは、「国力」を維持・成長させるにはどの産業に力を入れなければいけないのかということ。
当然ながら、そこには「少子高齢化」「人口減少社会」という大前提が必要です。
調子よすぎる議論が多い近頃に日本には不安がいっぱい。
「必要でもない」ことに力を入れるのではなく、「必要なこと」を磨き力を入れることが必要。
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