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「ノルマ」のある仕事 [仕事についてのエトセトラ]

私の父は「ノルマのある仕事はたいへんだよ」と常日頃から言っていました。

「ノルマ」と言うとなんかブラックな感じもしますが、「企業が利益を上げるために割り出した営業数字」「企業が存続するための基礎的な活動目標」と言うとわかりやすいかもしれません。

しかし、間接部門は利益を直接利益を上げることは少ないですから、
●現場の営業部門がノルマを達成するためのサポート
●収益を増やすというよりも損失を減らすという工夫
をしなければいけません。


私が「地方創生が上手く行っていない」と何度も申し上げるのは
・収益を上げる営業部門が脆弱
・政治家・お役人等いわば間接部門に力が入る
・結局利益が上がらないから「補助金頼み」
という悪循環というか構造問題が起きてしまうのではないかと思っているからです


今のコロナ禍で「たいへんだ」という声がよく聞かれますが、どの部門がどのようになぜ大変なのかがあまり語られていません。
例えば、

医療従事者や保健所の仕事量が多すぎて大変
というのはとてもよくわかります。
しかし、こういう部門は「利益を上げる部門ではない」だけに平素の負担感や仕事の合理化の必要性が語られてこなかった部門のような気もします。

お役所も残業続きで大変
というのも想像できます。
ただ、この部門も「利益を上げる部門」ではないため平素の負担感や仕事の合理化の必要性が語られてこなかったのではないでしょうか?
従って、何かあるとすぐに仕事がパンクしてしまいそうです。
FAXでのやり取りなどには「今さら感」が伝わってくる職場もあるようです。

少し前のこと「働き方改革」「プレミアムフライデー」などと言うのもこういう仕事のやり方を意識したものではなかったのかと言う気がかねてからしていました。
つまり、仕事の見直しや合理化なくしてお題目だけが先行しているのではないかと。


さてノルマのあるお仕事についてですが、「工夫も合理化もなければブラックになる」だけです。
しかし実際には「ノルマがあってもさほど苦にならずに前に進んでいる職場も多い」のが実情です。
こういう職場と言うのは、
工夫と合理化の毎日
一人のスーパーマンの活躍ではなくチームプレーで取り組んでいる
というのが特徴的です。

コロナ禍で「仕事のやり方を見直す」余裕がある職場ならこういうことも考えてみたらいかがでしょうか
コロナ対応では、とかく、
不平や批判が先行する
他人に責任を転嫁する(人のせいにする)
職場は生き延びるのが難しいかもしれません。






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