「岸田ピストル」の威力 [少し政治的な話を。。。。]
昨日の「菅首相が次の総裁選挙にでない」発言には驚きました。
何があったのかはご本人のみぞ知るということでしょうが、岸田さんが総裁選への出馬を表明し、矢継ぎ早に政策発表をしたこととかなりの関係がありそうです。
岸田さんの人となりは詳しくはよくわかりませんが、前回の総裁選挙の時のイメージは「線が細い」という印象がありました。
ところがどうでしょう。
歯切れのいいしゃべりっぷりには驚きました。
詳細は歩きながら調整・修正していけばいいのですからこの「歯切れ良いトーク」はなかなかのもので好印象に繋がります。
彼の論調の中に「党役員の3期以上の重任」を認めないと言うものがありました。
これも菅首相の狼狽の一つだったのでしょう。
菅首相は「二階幹事長を外す」という行動に出ることに。
そして昨日は菅首相自らが「次の総裁選挙にでない」(=事実上の退陣)となったわけです。
線が細いという印象だった岸田さんのピストルのようなトークが自民党の総裁及び幹事長と言うツートップを射止めてしまいました。
自民党内部からもマスコミからも出来なかったことをやってしまったのです。
どんな弾だったのだろう?
どんな防護壁だったのだろう?
と思うとなんだか不思議な気持ちになってきます。
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