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生活感のない「自民党総裁選」 [どう受け止めたらいいのか]

岸田さんの「総裁を除く党役員の任期を1期1年連続3期までとする」発言で激変した自民党総裁選。

この発言一つで
・菅首相が総裁選出馬断念
・二階幹事長の表舞台からの退場
という自民党内の改革の大半が行われてしまいました。


にもかかわらず総裁選の候補者やマスコミの多くはしきりに「自民党の改革」を訴えています。
改革と言うからには何を改革するのか?」ということが見えてきません。

「派閥政治の打破」と言いつつマスコミは「〇〇派は〇〇氏を応援する」みたいな話を楽しんでいます。


どんなに立派な政策や意欲を唱えても「優先順位」が伝わってきません。
前回はマスコミが一国の総理大臣を「パンケーキ」や「たたき上げ」で評した方は結局何もできずに退任をすることに。


今の日本は「コロナの不安と不満」の払拭が優先準備第一のはずです。
日本国民のモヤモヤ感はここにあるのですから。

ワクチン在庫の量を隠していた人が「私はワクチン政策をうまくやった」というのも不思議です。

安倍長期政権の失敗や不都合が今の自民党ひいては日本国民のストレスになっているにもかかわらず「安倍政治の継承」を訴える人がチヤホヤされるのも不思議です。

●前回は「地方創生」などと言う言葉が躍りましたが、今回は一向に聞かれません。
うまく行っているという話を聞かない「地方創生」策が失敗だったということに違いありません。

●「東京一極集中」の緩和が言われ続けているにもかかわらず結局は東京からみた日本の姿でしかありません。
・「テレワークで東京と同じ給料を地方で」という話も現実味がありません。誰もがそんなにうまい話にはならないはずです。
・「経済政策」という話で経済が上手くいくはずがありません。必要なのは「産業政策」です。
国民の生活、企業活動がうまく回って初めて経済が上手く回るのです。
どんなに材料をよくしても料理がおいしいわけではありません。「楽しく食べる」ということが第一です。
アベノミクスで世の中はすっかりサービス業シフトになりました。ここが日本経済の弱さです。マスコミ的にはサービス業の方が番組が作りやすいので気がつかないだけです。


「自民党総裁≒内閣総理大臣を選ぶ」ということなら「派手な言葉」は必要ありません。
マスコミよ!自分たちにとって都合にいいような取り上げ方をするのはやめてくれ!




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