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銀行の支店長が2年で異動するわけ [銀行(員)と付き合う法]


おそらく多くの銀行の支店長は2年程度で異動しているはずです。
県警本部長や税務署長なら1年くらいのはずです。

これらのポストは「癒着」を嫌うというのが一番の特徴です。
「あの人はいい人だからもう少し置いてほしい」
ということはあまりいいことではないのです。

銀行の支店長に限って言えば、
不正防止
相性(支店長及び部下双方ともに)
人材登用
ということがあります。
そして
新しい目で見るという効果もあります。

出世する人は異動が早い
というのもある意味当たっています。
次のポストが空いているかどうかという問題もありますが「あいつは優秀だ」と言われたり(勝手評価があったり)すると、次のポストを無理やり空けてまでも異動させることもあります。

外部との癒着を防ぐあまり内部的には癒着そのものなのは笑いますが。。。。

創業オーナーの企業の場合は「癒着」「不正」云々を議論するまでもありません。
社長の不出来が破たんに通じるからです。

ただ、サラリーマンの場合は「雇われ」ですから「リスク重視」の組織であれば異動による新しい目はかなり重要なことなのです。


テレビなどのマスコミで有名な(チヤホヤされる)ある多選知事。
地元の方の評価は「テレビなどの露出も多く活躍されている」という評価だったものが、「彼は自分が有名になるのが好きで実は県・県民のためになることはなにもやっていない」という評価に変わってきているのも興味深い事実です。


政治家、あるいは組織のトップが同じポストに長くいるとどうも「晩節を汚す」ようなことがニュースになる今日この頃です。





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