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バタバタするなよ「10万円」 [どう受け止めたらいいのか]

「18歳以下への10万円の給付金」を巡り、
全額現金で出せ
クーポンはイヤだ
年内に早く出せ
クーポンにするとめちゃめちゃ経費が掛かる(900億円位)
ワクチン接種で多忙・混乱している自治体の負担がたいへん
等々、いろいろとご意見があるようです。
昨日の衆議院本会議でもそういう質疑がありました。


不思議なのは、
その10万円がなければ暮らせないのか
②そうだとしたら「生活保護」等の生活支援策が別途必要なのではないか
現金=使途自由でいいのか
クーポンで利用範囲を限定することこそ「普段使わない」地元の商店などの業者で消費できるのではないか
ネットビジネスなどで使うのもいいのか
今回の10万円で終わるのか
~参議院議員選挙が近づいた頃にまた10万円話が出てくるのではないか
クーポン交付のノウハウを作らなくてもいいのか
児童手当に一時的に上乗せ支給ではダメなのか(例:@2万円×5か月)
⑨そもそも「なぜ10万円」なのか
「10万円」で足りるのか
等々、例外はあるにしても疑問がわいてきます。

かつて私は「かくして「地域振興券」は失敗した(定額給付金を成功させるために。。。)」という話をしたことがあります。
[本]https://beniha.blog.ss-blog.jp/2009-01-24

その時は、
1.消費拡大と言う景気刺激策なのか、経済的弱者救済のための社会政策なのか不分明であったこと。
2.使用(流通)期間が6ヶ月と長期にわたったこと。
3.1,000円券20枚での配布であったこと。
4.その地域でしか使えなかったこと。
5.商店等、「地域新興券」を受入れる側の販売戦略ができていなかったこと。
等を指摘しました。


今回はどうなのでしょう?
やはり、景気刺激なのか?「施し」的社会的社会政策なのか?よくわかりません
「税金を配る」からにはそれなりの理由も使途制限も必要ではないでしょうか。

昨年の一律給付金10万円については
・貯金になった
・風俗産業に使われた
・受取人に課題があるケースがあった
等々もありました。
バラマキなら前回の「一律給付金」、過去の「地域振興券」の評価に基づいた取組みも必要ではないでしょうか。


政治家はお金を闇雲にお使いになるのがお好きなようです。
お金をもらって喜ばない人は少ないと思います。
だからと言って「急いで現金10万円」というのも芸がなさすぎです。


東京オリンピックの時、「大手エージェント経由だと中抜きが起きる」と言っていた人たちがいました。
現金だと中小零細企業に渡らない」ことも想定されます。

コロナで生活が疲弊しており、
「18歳未満には給付金が必要だ」
ということなら何かに「使う当て」があるのでしょう。
だったら中小零細企業で使われるように工夫することも必要でしょう。


税金は時々無駄に使われることもあります。
だからこそ、
本当に10万円が必要なのか?
10万円がなかったら困るのか?
10万円で足りるのか?
心理的な疲弊感を経済的疲弊と混同していないか?
吟味が必要です。


次は高齢者ですか?

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