SSブログ

「所得」は急減しても「支出」は急には減らない [どう受け止めたらいいのか]


コロナの新規感染が一休みした年末年始のテレビ・ラジオのコメンテーターは「消費が回復」的な話をなさる方が多かったようです。

本当に消費はコロナ前と同等のレベルに回復するのでしょうか?


例えば、
①コロナ自粛により「お金の使い方」を学んだ
②消費をけん引してきた「団塊の世代」(1947~1949生)もすっかり高齢者になられ消費行動も限定的
③人口の多い層の定年が進み所得が減少する人が趨勢的に増加している
※今年60歳の人:1962年(昭和37年生まれ)
④コロナで減った所得も急回復するには時間がかかる
⑤所得が急減しても基礎的な支出は減らない
という事情を引きずったままです。


期待だけで「消費が回復する」と言うのはいいのですが、「消費」に頼るビジネスは「構造変化」が着実に進んでいるということを理解しかつ挑戦していくことが必要です。



nice!(3)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 3

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント