客に「スキ」を見せるな [裏づけのない経営学]
「車の定期点検」で自動車ディーラーに行きました。
半年ごとの「点検」は必ず自動車ディーラ―で受けています。
「命」を預けるものですから「点検」や「タイヤのエアチェック」は小まめにやっています。
販売店の店頭では、販売担当の若い営業マン、整備担当者、案内係の皆さんが休む間もなく忙しく動いています。
昔とは違い「車が入ってくる」たびに誰かが動き出し、声をかけ、そして誘導します。
動きがいいです。
ところが、
・「店長」という名札の人の気まぐれな対応が気になります。
・先日名刺をいただいた「副店長」は挨拶すらしません。
・そして、比較的年配の社員さんが事務室から出てきて女性の受付係さんと話したり(おそらく雑談)ゴルフのスイングをしてみたりとお客様の方を見ることはありません。
息抜きがてら営業フロアに出てきたのでしょう。
どうも中年社員さんの動きが時代遅れです。
店長と言えども「あんたサービス業だろ」などと言いたくなってしまいそうな所作です。
大手ディーラーですから、この程度で「客が逃げる」ことも「倒産することもない」でしょうが少しむっとしてしまいます。
今、「景気対策なのか?」「経済対策なのか?」「社会政策なのか?」よくわかりませんが「賃上げ」が叫ばれています。
賃上げ=値上げです。
こういう社員様の姿を見てしまうと「この人たちの給料もあげるの?」と思ってしまいます。
「働きぶりの悪い」あるいは「お客にスキを見せるような」社員の賃上げのためにモノの値段が上がるのは今一つ納得がいきません。
「賃上げ」を当たり前のように語る方がいますが「仕事ぶり」によっては「こいつらまで給料が上がるのかよ」と言う人を見てしまうと少しムッとしてしまいます。
今あげた社員様はおそらく50歳前後でしょう。
「お客様にスキを見せるなよ!」
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