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「保険料は走った分だけ」という自動車保険の場合は [どう受け止めたらいいのか]

私は「保険料は走った分だけ」という自動車保険に入っています。

ここ何年もネット保険に入っています。
比較的保険料が安い
特約設定がわかりやすい
事故対応もよい(私は交通事故経験者)
ということからおそらくこのまま今の「ネット保険」を利用することでしょう。


今入っている自動車保険の特徴は、HPによれば

「過去1年間の走行距離」に応じた保険料

・契約更新前の1年間の走行距離に応じて次の1年間の保険料が決まります。
~新しい契約期間の走行距離が多くても少なくても保険料は途中で変わりません。
・過去1年間の走行距離が
「少ない」と次の1年間の保険料の基準が低い
「多い」と次の1年間の保険料の基準が高い
ということになります。

必要な補償を選べる

・特約(オプション)は画面を見ながら自分で選べる
ということです。
~特約を付けたり外したりしながら保険料の確認ができます

事故率が低い世代の保険料が割安

・「若い世代」「高齢世代」が高めに設定されているようです。

2台目割引がある

・私は2台の車を持っていますので「お得」感があります。

「早割」がある

・満期前50日までの契約なら600円割引
・満期前30日までの契約なら400円割引

と言った具合です。


そこで気になるのは「他のネット保険はどうなんだろうか?」ということ。
毎年、保険会社を変えて「新規の割引をより多く取る」ということも可能かもしれませんが、そういう面倒なことも「やりたくないかな」という思いもあります。


実はそれ以上に悩ましいのは「走行距離」の問題です。
この保険は、
・ 3,000km以下
・ 3,000km超~5,000km以下
・ 5,000km超~10,000km以下
・10,000km超~15,000km以下
・15,000km超
走行距離区分があります。

契約前1年間の走行距離によって保険料が決まるので、「どの区分に納める」かということが重要になってきます。

・走行距離区分が変わると2,000円~3,000円くらい保険料が増減します
・契約手続き期間は2か月ほどありますが、手続き日までの走行距離で走行距離区分が決まるので「どのタイミングで契約するのか」は大きなポイントです。

②この走行距離区分は「実際の走行距離」によるのではなく、次の計算式によって算出されるようです。

A.(今回の)継続契約締結時点のオドメーター値ー現在の(前回の)契約時点のオドメーター値)
B.現在の(前回の)契約締結日から(今回の)継続契約締結日までの経過日数
 
   A / B × 365日


この計算式が意味することは「前回の契約応当日以前に契約手続きをすると実走行距離が減算される」ということ。


例えば

●保険期限  2022年8月10日
●前回契約日 2021年7月10日
●前回から今回までの走行距離 10,000km(今回オドメーター値ー今回踊メーター値)
●早割50日(▲600円)期限 2022年6月21日
●早割30日(▲400円)期限 2022年7月11日
●今回契約手続き日
 ケース X 2022年7月10日(経過日数 365日)→ 早割30日
 ケース Y 2022年6月10日(経過日数 335日)→ 早割50日
 ケース Z 2022年8月10日(経過日数 396日)→ 早割なし

の場合、実走行距離が 10,000kmであっても、経過日数によって料金が変わってしまいます。

(ケース X ) 
10,000km ÷ 365日 × 365日=10,000km

走った実距離=保険料計算時適用走行距離 → 区分10,000km以下

(ケース Y )
10,000km ÷ 335日 × 365日= 10,895km

走った実距離<保険料計算時適用走行距離 → 区分15,000km以下

(ケース Z )
10,000km ÷ 396日 × 365日= 9,217km

走った実距離>保険料計算時適用走行距離 → 区分10,000km以下

となるようです。

早割50日または30日を利用して割引を狙うか
「走行距離区分」は保険料がより安い距離をキープするか
次回の契約更新時の走行距離にゲタをはいておくか
等々、保険期日が近づくとチキンレースをしなければいけないのです。


この「計算式」の意味は何だろう?
●もう少し走行距離区分の刻みを細かくできないか
などとも思ってしまいます。


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