SSブログ

「高齢者の医療費」は高いのか? [どう受け止めたらいいのか]


私はいまだかつて所得の半分近くを税金や社会保険料として負担したという認識はありません 。

よく話題になる「国民負担率」の問題ですが、財務省が2022年度の見込み値を発表したようです。
国民の所得に占める税金や社会保険料などの負担の割合を示す「国民負担率」について、財務省は今年度(2022年度)は47.5%となる見込みだと発表しました。過去最大だった昨年度をやや下回ったものの、国民所得の半分近くを占めています。
(NHK 2023年2月21日)

そもそも“国民負担率”は、世界的に使われている言葉ではない。直接対応する英語やフランス語はなく、日本独特の用語だ。
(ニッセイ基礎研究所)
[本]https://www.nli-research.co.jp/report/detail/id=67559?site=nli

日本では従来、租税と社会保障の負担を国民所得で割り算した数字を国民負担率としている。これに対して、海外ではGDP比でみた租税や社会保障負担の指標(以下「GDP比の指標」という)を用いることが一般的だ。財務省は、OECD(経済協力開発機構)加盟国のデータから、国民所得とGDPをベースにした2つの数字をそれぞれ計算し、各国の“国民負担率”として国際比較を公表している。
(ニッセイ基礎研究所)

先日、後期高齢者の方と話したら「高齢者の医療費は安い」と。。。
しかも「高額療養費の払い戻し制度もあるし」とも

(参考)全国健康保険協会のサイト
[本]https://www.kyoukaikenpo.or.jp/g3/sb3030/r150/

視点を変えてみると
①長期入院を余儀なくされた時の「差額ベッド」代(高額医療費の対象にはならない)は負担が大きい
「生活保護」制度の見直しでクリアできることもある
③マイナンバーカード(特にデジタル保険証)に批判や反対をするのもいいのですが、「医療費の測定」もせずに「医療費の負担が大きい」という議論もある

日本は長寿・高齢・少子化の先進国です
年を取ればなにがしかの病気にかかるものです
「医療費」及び「医療関連費用」の内容を理解しておかないと次の世代への負担ばかり増えてしまいます

「耳に痛そうな」政策や改革や改善をしなければ後年度負担はさらに増えてしまうでしょう。



nice!(4)  コメント(0) 
共通テーマ:仕事

nice! 4

コメント 0

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

Facebook コメント