田舎町で進む「ある所得格差」 [どう受け止めたらいいのか]
「遊びに行くにはいいところだけど、住むのはちょっとね」と言うところが日本にはたくさんあります。
ただただ「住めば都」信仰によるものであったりするほか、直感リアルと言うのも実情でしょう。
私が知る田舎町で起きていることと言えば、
1.「地方創生」命の方が成功もせず「補助金に甘えている」こと
地方創生は政治家の選挙用語でありビジネス用語ではありません。
2.「スピリチュアル」にも似た集団の移住
そこにあるのは「子育てに良い」と言うワードです。
主役の子どもの意向というよりは「親の逃げ」のような様相が伝わってきます。
こういう人たちの中には「移住癖」がついている方もいます。
結局、「生活ができなく」なりまた「移住」ということも多いようです。
「地域おこし協力隊」が隠れ蓑です。
3.ローカルマスコミ(特にNHKローカル)の持ち上げ
なぜ、
①持ち上げる
②検証をしない
と言うこと。
マスコミ、マスメディアが取り上げると「何かいいことみたい」と旧住民を思わせ、表立って意見が言えないのが実情です。
「こんな田舎こういう発想でやらないとますますひどくなる」と言われたら口も手も出せないのです。
結果、「旧住民の生活の向上」など後回しです。
こんな田舎町では「新たな所得格差」が生まれているようです。
1.田舎町一番の大規模事業所なのは「役場」
①報酬や福利厚生は国家公務員準拠
②行政トップに反対すれば降格・配転リスクが大
③補助金事業は楽しい(成否は誰も問わない)
結果、「自治体に期待される本来業務」が疎かになっています。
2.高給取り「公務員」同士の結婚と言う「所得格差」
●婚姻は自由
●職業選択は自由
なので「誰も正面切って批判はできません」
しかし、
①毎年の世帯収入はトップクラス
②退職金も当地トップクラス
③新築の家を見たら「公務員さんですか?」と聞けばいい
と言う状況です。
●妬みもあり
●一族郎党「選挙は現状維持」になってしまいます(批判は厳禁)
①しかし「役場職員は狭き門」(最終判断は面接勝負なので胡散臭さもあります)
②だから「優秀な若手・若者」はチャンスの少ない田舎町を出て行ってしまうのです。
③かくして、田舎町に活力がなくなり「言葉の遊び」のような政策・施策がまかり通り「住民生活が向上しない」のです。
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